キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

伊藤貫は本気だぜ

2024年05月10日 | Weblog
昨日は昼からずっと飲み食いしていて、9時に小腹が減って豆ご飯のおにぎりを3つ作って食べたので、10時過ぎに寝たが零時には腹がくちく息苦しくて目が覚めた。
こんなことは滅多になかったが、いよいよ頑健な胃腸にもガタが来たのだろうか。
更に2時過ぎに目が覚め、三度目は4時過ぎに目が覚め、YouTubeで伊藤貫の番組を聞いた。

1時間ちょっとの番組で、拝米主義が日本を腐らせていることを説明しているのだが、優れた論考なので前日に続いて同じものを聞いた。
日本は戦後すぐにアメリカ軍の駐留をそのまま続けてくれと懇願していて、昭和天皇も沖縄の米軍基地の駐留を続けるように依頼しているには驚いたが、日本のこの願いは半永久的にと云った感じで、経済復興を優先させ、復興後は自軍を持って自立をするという視点が何処にもなかったのが、僕の理解と大きく違った。

ソ連崩壊後アメリカはヨーロッパ、アラブ諸国、東アジアを一国で支配する方針だったが、アメリカの価値である自由主義と民主主義を押し付ける方針はアラブ諸国で失敗し、各国で多くの死者の山を築き、しかもコントロールに失敗し、大きな資金も失って負債の利息の支払いが軍事費を上まわるまでになっている。

ウクライナでヨーロッパの支配も失敗し、この戦いでは戦術核兵器を持ったロシアに対しては、直接的な手出しが出来ないことを暴露し、それを知った北朝鮮、中国の戦術核兵器生産を加速させ、東アジアでの支配も近いうちに放棄しざるを得なくなるだろう。

現在のアメリカのやり方だと、10%の高収入層と1%の資産家にカネが集まるだけで、多くの国民が貧困にあえぐことになる。
属国としてそれに追随している日本はアメリカ同様の結果になり、しかも属国であるからには被搾取国だから、状況はさらに悪く幸福な日本を思い描くことが出来ない。
要するに西洋思想の馴れの果てがアメリカであり、決して優れた国家ではなく、日本は知恵を絞って一刻も早く追随を止め自主独立を図り、日本独自の価値観を構築していかなければならない。

6時半過ぎに台所へ行くと、妻が起きていて次男に卵焼きを作って朝飯を食べさせていた。
昨夜8時過ぎには二階へ上がって寝ていたので、流石に6時には目を覚まして起きたのだろう。

千葉のキハダ鮪の柵があったので、刺身に造り、作り置きのじゃが芋と玉葱の味噌汁を温め、きゅりの糠漬け、山葵の軸の酢漬けで朝飯を喰った。
夜中に起きた時は腹がくちくて気持ち悪かったのに、朝になると美味しく朝飯が喰えたのには驚いた。


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