キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

フランスのサプライヤーを名古屋へ迎える

2008年01月25日 | Weblog
名古屋勤務も常態化してきたため、海外のサプライヤーを止むを得ず名古屋オフィスミーティングを受け入れてくれるようになってきました。昨日はその第一号のサプライヤーがわざわざ砂場の本社へ来てくれました。名古屋駅で落ち合い、例の名鉄パノラマをエンジョイして、青果の加工場を見学してもらい、打ち合わせをいたしました。気分が変わってなかなか良い感じでありました。せっかく来ていただいたので、西春で名高い「直来」の櫃まぶしを食べていただきましたが、このかた横浜に来たときに「わかな」で鰻を食わしたおり、やけに美味いと感動していましたので、名古屋風鰻にも大いなる賞賛の意を示し、ご機嫌で名鉄に乗って帰ってゆきました。

今後も来日メーカーの日程は限られており、名古屋へ着ていただく事も多くなりそうです。フランス人が多いので商談の内容より、美味いものを食わしてやることがとても大切で、いくつか手持ちの札を持っていることが必要ですが、当地は味が濃いので基本的に彼らには受けが良く、この櫃まぶし、味噌煮込みうどん、味噌カツ、土手焼きなどは評判が良い料理といえます。ミッシェランの調査員が名古屋へ来てこれらの店に星をつけたら面白いなあと思いますし、少なくとも日本料理の多様性と安さに感服すると思われます。いわゆるB級グルメに当たるこれらの庶民的な料理が各地で高い実力を秘めているところに、首都東京で☆☆☆がかくも多く授けられた基盤があると思われます。

しかし名古屋の食い物は味が濃いのでワインがもう少し売れても良さそうなもんだと思いますが、まだまだ構成比はそれほど多くありません。もう少し肩肘張らずに飲んでいただくスタイルが定着すると劇的に需要が増えるかもしれません。世界の山ちゃんでジョッキにぶっかき氷を入れてワインをジャブジャブ注いで売ったら爆発的に出たという例もあるのですから、ご当地独自の気取らない飲み方を提案できたら良いんでしょうね。


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