五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

竹かごとの出会い

2015年09月22日 | 第2章 五感と体感
竹かごとの出会い2015年9月22日

数年前に惚れ込んで購入した手作りの竹籠を巡って面白い人間関係が出来つつあります。
そもそも春に車で東北旅行をしたことがきっかけです。
車で移動する時に水筒やお菓子、地図やパンフレット等が籠の中に入れやすく、見た目も素敵なので、旅の御供として重宝しています。
その籠をいつものように持ち、秋保温泉の旅館に持ち込んだ事が事の始まり。。。
私が持つ籠を欲しがる女性と出会ったのです。

そのお方は、韓国では知らない人がいないというライフコーディネーターということで、お取り巻きも多く、旅館のロビーで楽しい交流をさせていただきました。

あれから5カ月余り経ち、真夏の暑い日に買い物に出かけると、数年前に出会った籠屋さんが出店しているではないですか。すぐさま事情を説明しながら籠を求め、その籠に付けていなかった竹の四本脚を後日付けて頂く約束をしました。
そして、昨日、ついに四本足の竹を付けて頂くために籠屋さんが出店している川崎大師の弘法市に友人と訪ねました。

その籠屋さんは、御主人を数年前に亡くし、お一人で東京や横浜を回っていらっしゃいます。有名な料理研究家の方にも愛されている笊もあり、雑誌などにも取り上げられている事を知りました。ただ、東日本大震災以降、宮城県桃生の竹も被害を受け竹が育たないそうです。更に先日の大雨でも被害を受けてしまい、益々竹をストックできないとのこと。ほんとうに残念です。亡くなられた御主人の技術も素晴らしいですが、奥様の手さばきも見事なものです。

籠が取り持つ縁で、「欲しい」とアピールした方にこの籠を届けるには、もうひと頑張りしなければなりませんが、その方のお陰で、籠屋さんと再会し、お話しできる機会を頂いたことが嬉しくてたまりません。
友人と二人、籠屋さんの魅力に取り付かれて更に笊を求め、お財布の中がすっからかんになって帰路についたことも楽しい思い出になりそうです。
竹で拵える笊と籠の質の良さに加え、作り手の精神性が素晴らしく、日本の伝統技術を益々大切にし、私の暮らしに馴染ませていきたいものだと痛切に感じています。

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