五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分の何を変えるのか?

2014年01月18日 | 第2章 五感と体感
自分から湧き出す不安な感情を自分自身がどう取り扱うか?

つまり、その要因が他者であろうと、自分自身が不安な感情を安心な方向にもっていくには、自分のどこかを変える必要があるようです。

「自分が悪い」ということではありません。

家族であろうと職場や学校の人間関係であろうと、他者は他者なのです。
どんなにせっついても、説教しても、泣いても怒っても、その感情を受け取る相手が問題意識を持たない限り、無理やり他者を変えることはできません。

相手に問題を感じる時、真っ先に自分の役割がなんであるかを考えてみるのも混乱に陥らない考え方かもしれません。

もし、我が子の問題であれば、親(保護者)としてどんな手助けができるかを考える必要があります。

平素の暮らしの中で、自分自身が今までどんな愛を我が子に与えてきたかを考えてみる事も大事なことです。
それを考えるには、自分自身がどんな愛を親から与えられてきたかを巡らしてみる必要が出てきます。
つまり、自分の愛の原型が、自分の傾向を成しているという仮説を立ててみると、どんな理想で子育てをしてきたかが見えてきます。
その理想が叶えられていない時に感ずる不安感を自分自身がどう取り扱っているかを意識化できたら、今までと違う自分の取り扱い方が見えてくるはずです。

信念とか理想は生きて行く上でとても大切なことですが、いつしかその理想が自分の概念を縛ることに繋がっていたとしたら子供は満たされない愛を親に希求し続け、柱を見失っていきます。

今日明日はセンター試験です。
結果がどうであれ、子供は大変な緊張感で臨んだ結果であることを忘れないでいたいものです。
結果如何で、あれこれ云うよりも、黙って温かい食事出し、健康管理で子供を包んであげるだけで、子供の愛の原型がまたひとつ育まれていくこと間違いなしです。

子供に訴えたい事は、実は自分自身に訴えたい満たされない愛の孤独感であることもあり得る、、、ということです。

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