五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

転地で解消。我が家の場合。

2014年09月18日 | 第2章 五感と体感
元気な時は御機嫌宜しいけれど、思うようにならない気持が高まると御機嫌損ねる相手といえば、身近なところでは特に母親と言いたい人は多くいらっしゃるかもしれません。
私自身も自分の身体が良い状態であれば御機嫌よろしいのは同じであり、であるからこそ、親を見送るまでは私自身もある程度健やかな身心を維持していたいものだと思うわけです。

車で4,50分ほどかかる所に両親が住んでいるのですが、何でも行動的に行う母なので、普段はあまり気遣う事はしていません。ところが、身体の具合が悪くなると途端に落ち込みが激しくなるのが我が母の傾向でもあります。
父といえば、趣味は多く持ってはいますが、友は少なく、ほぼ書斎にこもりきり。パソコンの画面を眺めつつ趣味の短波放送関連のあれこれを楽しんでいます。それでもって、家事の参加はゼロ。そのうえ病気克服することがこの20年間固執している中の一つでもあります。

父の健康管理に真面目に取り組んでも、母が具合が悪くても父は動かず(苦笑)、理系120%の脳の構造だと娘達は達観しつつも、さすがに母の御機嫌が悪くなると、私も気になります。

母の場合は、気温が下がってくると色々と身体に支障が出てくるのがいつものパターン。元気な状態だと、先の事を考えず、突っ走っているので、大抵がくんと状態が悪くなります。ここ数年、これが傾向化しています。こうやって、身体が思う様に動かなくなっていくのでしょう。
若いと時のように動かない身体に理想と現実のギャップが起こるのは当然のことです。

傾向や性格について、私達が指摘したち、心配したところで、本人の問題なので、解決にはなかなか至りません。
気に掛ければ掛けるほど、こちらのほうにとばっちりがくるのも、当然のことです。「不満」は言いやすい相手にぶつけたくなります。

我が母の場合、身体の痛みが酷く無ければ、黙って車に乗せて、どこかに遊びに行くことが一番効果的です。海の見える温泉施設でのんびりお湯に浸かり、温泉でとりとめのない会話をして、お茶して帰るだけのことですが、10日分ぐらいの気分転換はできたかな、と思います。

祖父の旅好きな放浪癖がDNAに受け継がれているせいもあり、転地療法はうちの場合効果的です。
その傾向は、私も然り。

相手が満足するものを叶えるために毎日気を遣うよりも、忘れた頃に、適度に気遣うことも、一つの方法です。
人には、満足して感謝する心が宿っていますし、自身の満足を整える為の条件を整備する力も備わっているはずです。

その心の情動をたまに刺激することは、ちょっとしたコツが必要かもしれませんが、互いにストレスの滝に落っこちないよう、親であろうと他者であり、一人の人間であることは忘れてはならず、親と自分の傾向を意識化することは健やかな生活の第一歩でもありそうです。

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