五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

移動する知恵

2014年11月12日 | 第2章 五感と体感
11月7日は立冬でした。
寒くなったり暖かくなったりで、服の調整が面倒な今日この頃です。
ここ数年前から、寒くても湿度の高さを感じる頻度が多くなり、これは更年期のせいだろうか?と思っていたのですが、どうもそれだけの理由では無いようです。
刻々と地球の気候が変わりつつありますが、縄文の頃は、今は陸地でも海だった場所が多くあり、気候の変動と共に食べ物を求めて移動を続けた人々を思うと、定着して住まい続けようとしている自分が、頑ななようにも思えてきます。

人は自分の居心地の良い環境を求めて移動します。

最近では、昼間のカフェでパソコン見つめて仕事をしている人も多く見かけます。
仕事の場所を自由に選択できる人は、そのように居心地良い場所で効率よく仕事ができますが、実際は定着した場所で仕事や勉強をする人がほとんどであり、職場や学校に居心地の良さを与えられる場所があれば、その人は幸せかもしれません。

窓から見える風景を眺めて安堵を感じたり、
好きな人の姿を見つめて、心温まる瞬間を感じたり、
他者にはわからない自分だけの居心地の良い時間を瞬間でも持つことは、エネルギーの蓄電にもなります。

移動することを大げさに考えることよりも日常の中に可能な移動の仕方があるはずで、その移動を許す自分自身の気持があるか、無いかで、精神衛生は違ってくるかもしれません。

自分の管理は自分にしかできません。

自分の望みを叶えてくれる神様は、自分の身体の中にお住まいです。

ほんの少し自分の行動のリズムを変えてみる事も移動と云えると思います。

新しい空気で刺激を頂き、冬至&年末までを乗り切りたいものです。

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第29回 正麩糊で仕立てた表装・表導会表装作品展「50展(ごうまるてん)」11月9日~15日土曜日
有楽町 交通会館ギャラリー1F「パールルーム」にて開催中。

お近くに行かれましたら、ふらりとお寄りくださいませ。
私は、お江戸日本橋の浮世絵を掛け軸にいたしました。


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