五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

山の辺の道

2011年10月14日 | 第2章 五感と体感
10月9日はお天気も良く、長時間歩くには最適な天候でした。

いずれは歩きたいと願いながらもなかなか叶わず、ようやく実現した「山の辺の道」ハイキング。

天理の石上神宮から歩き始め、大神神社までのおよそ11キロ。昔はあぜ道だったところがほぼ整備され歩きやすいため、老若男女が気楽に歩くことができます。名残あるあぜ道はわずかとなってしまいましたが、田畑の間にぽつりぽつりと古墳、明治の廃仏毀釈で取り壊された寺跡、小さな神社、大きな神社、道端の石仏等を辿りながら、ゆっくりのんびり実りの季節を楽しみました。

いにしえの人々の様々な想いを知っている山の辺の道は、人の歴史と共に歩んでくれている道なのかもしれません。

9月の台風が田畑を荒らしたらしく、なぎ倒された稲田も見かけました。それでも金色の穂を揺らし、秋の陽を懸命に吸収しているように見受けられ、心強くも感じたり、たわわに実る柿の実に豊かな温かみを感じたり…

木陰を求めて神社の境内でお弁当を広げる人々が、愛おしくも感じたり…

目的の大神神社に着くころはすっかり日も暮れ、参道の燈明を頼りに三輪駅へ。

ほんわりと達成感が湧き出して、奈良の居酒屋で、女5人は俳句に夢中となり、生ビール片手に言葉が溢れ出し、いつしか宴は俳句の会へと…^^

というわけで、一句、

三輪山の 東立つ月 橙(ダイ)のそら

・・・お粗末さまでした~

奈良の旅編 3


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