五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

言葉はことのは

2017年04月27日 | 第2章 五感と体感


言葉はことのは2017年4月27日

言葉はことのは。つまり言霊。
平素の言動は、その人の「成り」を表します。
「思い」も然りです。

先日の講座の流れの中で、「いつも思っちゃうこと。いつも湧き出してきちゃう感情って何でしょう?」という問いかけをしてみました。
平素湧き出してきてしまう感情は、自分の好きとか嫌いとかに関わらず、勝手に自分の内から湧き出してしまうことなので、それを無理やり抑えてしまうと、違うストレスが出てくることでしょう。
でも、
複数の人数が集まる中で、それぞれの自分の湧き出してきちゃう事柄を否定も肯定もせず聴いていくと、自分の言った言葉が、客観的に見えてくることがあるのです。
「へぇ~~、この人はこんなことを感じちゃうんだ~」
「こんなことを感じちゃうような人には見えないわ~」
「私だけじゃないんだ~」等々なことを思えたら、自分を俯瞰できた証かもしれません。
頑なに自分の感情に囚われていると、俯瞰する余裕はありません。

「他者のことのはを否定も肯定もせずに聴く」ことを続けていると、自分の平素湧き出している感情で、ストレスがあるならば、それについて検討してゆく余裕が出てくるから不思議です。

どんなに他者が説得しても、言い聞かせようとしても、本人が重要なものとしてキャッチしなくては、本当に聞こえては来ないようです。

自分の言う言葉の傾向も、無意識に出せば出すほど、その人成りのものが出てきます。

10年書き続けてきたブログで、何度も書いてきたことですが、言葉は言霊だとしみじみと思います。
他者を侮蔑したり、他者を気にするあまりに疎んだような物言いは、やはり美しいとは言えません。その人の成りが見えてきます。
真善美を意識しない生き方よりも、真善美を意識する生き方のほうが、自分も周囲も安定のベクトルに向かっていくのは真の事だと思います。

・・・・
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