五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

原初感情という危機管理

2015年08月24日 | 第1章 意識と知覚
原初感情という危機管理2015年8月24日

世の中の風潮だから~
皆やってることだし~

世の中の風潮から自らを断絶し、世間の流行や習わしに全く興味を持たずして暮らすことは、余程の信念を持たなければ、その暮らしを叶える事は難しいように思います。
しかし、社会で起こっている危険なことは、世の中が守ってくれると思う考え方と危機を想像せず流行している機械や機器にどっぷりと自らを委ねてしまっている風潮がすっかり蔓延していることに私は驚いています。

我が子を守るのは親や保護者の責任です。その責任についての法律について甘さがあるのも先進国であろうかの国でありながら、独特なものかもしれません。
家族の危機管理を遂行するのは基本的に家庭の役割であることの意識が薄れているような風潮は、海外の生活を知る人にとっては信じられないものです。

人間の原初感情を大事にすることを教えるのは、最低限、感性を育む時期に必要な事なのです。
夜の闇が何故怖いか、ということは、生物が誕生した頃から備わった生命を連鎖させるための感情であると学びました。
そして、各地方での言い伝えや民話、童話を周囲から聞かされ、読んでもらい、闇は怖いという感情が、恐怖の想像を育んでいったようにも思います。

せめて、生物に与えられた原初感情「怖い・怖くない」という感性を幼い頃から身につけることが如何に生物が生き延びるために大事なことであるかを改めて話題にしたいと思うのでした。それを教えるのは共に暮らす身近な人々なのです。
原初感情を体得する事が希薄になっていることに、世代の差異を感じ、二学期からの仕事の準備を整えるためのよい刺激になっています。

陰と陽、光と影、善いことと悪いことが共存している世の中であることを教えることは、子育てをしている保護者や教育に関わる人々の大切な役割でありましょう。
「風潮」と「根本」をごちゃまぜにせず、意識していたいものです。

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