五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

黄緑色の季節

2008年03月14日 | 第2章 五感と体感
雨降る中、傘をさして近所のスーパーに出かけました。
冬の寒さから春の暖かさに変わり、雨降るごとに新芽が伸びてきます。

いつも通る柳の路。見上げると、新芽がほわほわと芽吹いています。
生まれたての黄緑色を見ると、赤ちゃんの産毛を思い出し、心が柔らかくなるのです。

沈丁花の花の香りや、奈良の都を想って植えた酔馬木(あせび)の花、夏椿の芽、今にも咲きそうな雪柳、現在満開のクリスマスローズなどなど・・・我が家の狭い庭も楽しげな雰囲気になってきました。

春の空気に草木の匂いが混じり、匂いを嗅ぐ鼻がもぞもぞします。
お鼻の「もぞもぞ」は毎年、いよいよ花粉症デビューではないか、とヒヤヒヤ・・・です。
花粉症の方は、きっと、そんな悠長なことは言っていられないと思いますが。

森の木も「ほわほわ」しています。
なんとなくピンクがかった森の色が黄緑色に変わる季節。今年もひとつひとつの季節を大切に巡りながら暮らしていこう、と小さな決意です。

お水取りは15日におわります。復活祭は23日です。

春の訪れを五感で感じて、言葉にすると、身体の中から芽が出てきて生命力が湧き上がってくるようです。

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