五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

初心にかえる

2008年09月22日 | 第1章 意識と知覚
「暮らしの中のカウンセラー」の通信講座は、長年の学習仲間に支えられ、21年目に突入致しました。

私たちの師匠がこの学びを立ち上げた頃は、カウンセリングという用語は一般化されていませんでした。
いまでは、安易に聞こえてきます。
最近つらつら思うのですが、カウンセラーという言葉をよく耳にするわりには、「最後の決め手は占い!」という人のほうが多いような気がしています。

「自分の内にある答えを自分自身で探す」

腑に落ちた答えは、自分自身の体感で感じるものなのだと思うのです。
自分の体感は、自分にしかわからないものです。

「私の答えはあなたの答えではありません。」
「あなたの答えが私の答えではありません。」

自分の思考と感情と行動を見据える訓練は、私たちの生涯のテーマとなっています。

「カウンセラーはこうあるべき!」と騒いでも、虚しい言葉としか聴こえてきません。あなたのやり方は違う!とか、もっとこうすべき!という意見も大切にしたいと思いますが、私自身、あんまり強気な人に自分の悩みは打ち明けたくありません。

今一度、ロジャースの理論を読み返し、秋の夜長、初心に帰る必要がありそうです。

「何のために源氏物語やギリシャ神話、死者の書を読み、人類の歴史から宗教学、遺伝子の書物を読むのか。」

たぶん、この学びを共にしている方であれば、うなずいてくださると思います。

こんがらがった糸を解くような学びは、まだまだ続きます。

暮らしの中で、自分の家族や友人、職場の仲間に役に立ってこそ、意味がある学びです。

この勉強仲間が設立したNPO法人CULLカリタス カウンセリング学会が講演会をおこないます。

☆お知らせ☆
10月17日狛江駅前「エコルマホール」にて、「生き甲斐の心理学講座」を行います。NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会主催です。
狛江市後援のもと行いますので、ぜひ気楽に御参加ください。
詳細につきましては、ブログ横のNPO法人をクリックお願いします。

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