五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

女川の秋刀魚

2013年09月21日 | 第2章 五感と体感
山元町訪問の宿泊は、今年から「ささえ愛山元」理事長の新居にお世話になっています。
津波の被害に遭った津波到達地点から数メートル上に上った場所に新居を持たれました。

山元町には宿泊施設が無く、震災当初は普門寺のご住職が「てらせん」を立ちあげ、地方からのボランティアを泊まれるようにしたり、津波の被害を受けた空き家がボランティアのねぐらになっていたりしていたようですが、ホテルに泊まるとなると山を一つ越えた角田市に行かないのないのです。
鉄道が分断された町は、ほんとうに隔離されることを震災直後からまざまざと思い知らされました。

これから数年かけて線路が移動し、常磐線が復旧します。町の皆さんは車が交通手段ですが、地方からのボランティアが集まりにくい条件が重なっていることが気になります。

さて、
話は変わりますが、今回はお初の秋刀魚を頂く機会に恵まれました。
元スタッフのUさんが、夜にわざわざ届けてくださったのです。
女川に住む御親戚から届いたとのこと。
12日は女川の初水揚げの日だったようで、幸運にもその初水揚げの秋刀魚を頂くことが出来たわけです。
脂の乗った秋刀魚のお味は、女川の皆さんの喜びのお味でもありましょう。思わず秋刀魚に手を合わせました。

横浜に戻り、家族にまだ秋刀魚を味あわせていないことを思い出し、昨日の夕食は秋刀魚にしました。
こちらは、まだ北海道で獲れた秋刀魚が主流のようです。

秋の味覚と東北のお味を懐かしみながら、水揚げの遅れた秋刀魚を当分の間楽しみたいと思います。


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