五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

夏の思い出

2022年08月19日 | 第2章 五感と体感


夏の思い出               2022年8月19日

小学生の頃は茅ヶ崎に住んでいました。
かれこれ50数年前の事です。
お盆が過ぎると秋風が吹き、
プール遊びも、そろそろお終い。
夕方の凪の時間が過ぎると夜は
海風が吹いてきて、
寝苦しいという体験は、
ほとんどしたことはありませんでした。

朝のラジオ体操に、
学校のプール日もあり、
何かと盛沢山なスケジュール。
夏休みの土曜日の夜は、
子供たちが自然に集まり、
高学年のお兄ちゃんたちを中心に、
それぞれ持ち寄った花火をするのが
楽しみでした。

親の躾が厳しかったこともあり、
夏休みの宿題は、ほぼ7月中に終わり、
お盆休み前には、読書感想文は
仕上がっていたと思います。
読書感想文に関しては、
何を書けば、先生が満足するかが
解っていたので、
感受性というよりも、コツで書いていたように
記憶しています。
高学年になると子供の本よりも、松林に建っていた
東海岸の茅ヶ崎図書館で小説を読むことも
真夏の私の楽しみでした。
茅ヶ崎図書館の匂いや静けさ、木々の木漏れ日は、
未だに私の原風景的な記憶として
鮮明に残っており、時折あの空間の
五感を思い出します。

のびのびと育った半面、
勤勉性も鍛え上げられた
小学生時代だったかもしれません。

もともと備わっている感受する解釈は、
一人の時間から育ったようにも思います。


この三年間、
大きな催しもなく、祭も中止、
盆踊りも無し。
今の小学一年生は、
3歳あたりから、
世の中の動きが止まってしまい、
外に出る機会を失っています。
小学生になるまでの3年間で、
はじめて見聞きしたものが、
極端に少ないとすると、
大人が経験した3年間よりも
想像がつかないくらいの隔絶された
個の世界を経験しているということになります。
小学二年生あたりだと、4歳ぐらいの時の
記憶で、花火の経験を話してくれます。

生活の中から自然と育んでいく感受性。

社会活動を止める事に、
このような影響が及ぼされている事を
私達は、強く意識しておかなくては
ならない、と、思います。



講座スケジュール

目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第1金曜日
2022年9月2日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第3金曜日
2022年 8月19日
13:00~15:00


あやの会「生き甲斐の心理学」
場所:篠原地区センター
時間:12時~15時
日程:2022年10月11日(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)


○○○○

ユースフルライフ研究所
通信講座生対象;
生き甲斐の心理学
場所:アトリエK 講師 越 綾子
(公開講座)定員に達し受付は終了しました。
時間:12時45分~15時45分
日程:第4木曜日2022年8月25日(木)

★植村先生の講座

1町田修道院
日程:
2022年第一週9月6日㈫

2小金井植村勉強会
日程:2022年9月20日火曜日

◎◎
町田勉強会
10月7~9日








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