五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

恩返し

2007年01月23日 | 第2章 五感と体感
「与えたことに見返りを求める」
正直にいって、当たり前のことだと思っています。

与えたのに返ってくるものがない「寂しさや怒り」の感情は、人の持つ自然な感情ではないでしょうか。

「私は与えることしか考えていません」とおっしゃる方の目は、たいてい虚ろだったりします。

但し、賄賂を与えて、その見返りに仕事を頂くということではありません。

「頂くもの」をどう自分のものにし、生かしていくか。
そして、その生かされたものを、生き甲斐をもって世の中に還元できるか。
その姿を嬉しそうに眺めてくださる方の存在が、更に私の活力となっていくのです。
私の行動そのものが、頂いた方への恩返しであると考えています。

自分の愛弟子が、活躍する事を妬む師匠も世の中には沢山居ます。
愛弟子が、自分の教えを体得し、イキイキと次世代に繋げてゆくことに師匠が気付かないだけの話です。

芸術の世界も、福祉の世界も、家庭生活も、同じことです。
与えられたものを与えた人に返すのではなく、与えられたものを更に別の対象に与えることが、ギブ アンド テイク、と云えるように思います。

「私は与えるだけで充分」と、見栄を張る前に、自分が「与えられている体感」をまず感じてみませんか?きっと、「与えていることに見返りを求める美しい自分」に出合うはずです。

与えてくださる方々がワクワクドキドキするくらい、喜びの中で仕事をしている自分をお見せしたいと思っています。閉塞感はまっぴらごめん!広く広く、還元する事。
それが、私の恩返し。

「生き甲斐の心理学」のご師匠様に、日々の感謝と愛をこめて


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