五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

褒められることの落とし穴

2011年09月20日 | 第2章 五感と体感
なるほどなぁ…

と、思いました。

「褒められることは、自分の成長を阻む」という考え方もある、という言葉に、「なるほどなぁ~」と思ったのです。

確かにひたすら褒められ、褒められることが当たり前となりながら過ごしていると、回りが見えなくなり、自分の身の丈の尺度としての現実吟味力が欠けることは、確かにあるように思います。

順調に大学まで進み、社会にもまれた途端、一気に梯子を外されたようになり、自信喪失してしまったり、周囲から煽てられる環境にある人が、他者を見下しがちになったり…

褒めることはとても大事な行為です。

褒められて嬉しいことも人の自然な湧き出す感情の一つです。

自分が今どんな状態に居るのかを見極めるのも自分自身の解釈によりますが、褒められ続けていることで、自分の成長を止めていないか点検する機会もたまには持つことは、バランス良く暮らしていくコツかもしれません。

何かの道に進もうとする時、迷ったり、落ち込んだり、反省したり、悩んだりすることが、自分の道を確かなものにするのでしょう。
ふと、幼少時期から長年続けてきたピアノの先生が、ぴしゃりと手の甲を叩き「こうじゃない!」と言われたことが、時々何かのきっかけで蘇ります。今では、「こんな子弟じゃ、手の甲も叩きたくなるわ!」と思いますし、「先生も若さゆえの必死な教育だったんだ、、、」と解釈できるわけですが、そう言われ、凹みながらも止めなかったことには意味があったことは、今だから思えることなのだと思います。

できていないことを意識するということは、現実吟味力の度合いにもよるかもしれませんが自己受容の一つのようです。

ダメだダメだ、と思い続けるのも、前に進むことを妨げますが、褒められ続け「自分を見失っていないかと」という自己点検も大切なことですね…

豚もおだてりゃ、木に登る、、、確かにそうです^^; 良くも悪くも…^^;;

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