五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

錯乱状態を静める

2009年08月07日 | 第3章 無意識の世界
突発的な事態が起こった時に、その瞬間自己に湧き出す感情を思い出してみると、自分の傾向、個性がよくよくみえてきます。

予期せぬ出来事は、自分との関わりの度合によってずいぶん違います。

世間で起きた予期せぬ出来事。
身近な人に起きた予期せぬ出来事。
家族に起きた予期せぬ出来事。
自分に起きた予期せぬ出来事。

世間で起きたことが、まるで自分に起きたかのように不安にかられたり、
自分に起きていることなのに、まるで他人事のようになったり、
あまりのショックで、口に出せなくなったり、あるいは自分のプライドが傷つくことで、周りに当たり散らしたり、、、

自分の身に起こったことで錯乱している人がいたら傍に居る人が、ひたすらひたすら黙って聞くことで、だんだんと自分の意識が感情の錯乱から解釈へと繋がっていくはずです。

答えは自分の内に必ずあります。
でも、ひとりではなく、傍にいる人の存在が自問自答を促すはずです。

良いとか悪いとか、そんなことは、人によって解釈はまちまちです。。。
倫理道徳による概念ではなく、
自分の傾向を知っておくことは、自分の身を助けます。

地球上の65億のヒトは全て違う個性を持っていますが、ヒトとヒトとの繋がりでヒトは生かされていることも忘れないようにしたいものです。

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