五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

合理化・防衛機制4

2009年09月20日 | 第2章 五感と体感
14の防衛機制

4合理化

合理化、この防衛機制は、私がとても苦手とするものです。自分を正当化するために言いわけしたりすることです。「愛情表現」だと言いながら深層心理の中で「憎悪」をあたり散らして子供を虐待する親などは、この合理化に該当します。

言いわけばかりが先行し、自分の心を繕うことばかりに気を取られているとそのうち心の真実を見失い、周りを不幸にしていきます。

かといって、憎悪に満ちた自分の心を出しっぱなしにしていては、これまたタマッタものではありません。本音の感情を意識することができたら、そこからが新たな始まりなのでしょう。

「純粋無垢な子供に憎悪を感じる自分」「夢や希望を持つ天真爛漫な人に憎悪の感情を持つ自分」の成育史を今一度検証することが、学びの一歩です。

きっと、他の防衛機制が見えてくるのでは?
もしくは、合理化している自分が、合理化することによって救われるということもあるかもしれません。
(生き甲斐の心理学参照)

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