五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

成育史と不安の繋がり 1

2009年12月19日 | 第2章 五感と体感
本人には気付かない「核心」が、本人の言葉から発せられた時、聴いている私は、まるで宝の山から見つけ出した1,000カラットのダイヤモンド?を手にしたような体感と感情を経験します。

「成育史は宝物」である所以はそこにあります。

私たちはカールロジャーズやユング、フロイト、エリクソン、エリックバーン、といった大物心理学者の理論を学んでいます。
その理論を自分の成育史と重ね合わせ、「私は、どうしてこうなのか?、どうして、現象の解釈がこうなのか?どうして、こんな時に不安感が生じるのか?」ということを自己事例に理論を重ね合わせながら自分の成育史を理論武装していきます。

これは、臨床学的実例・事例を使った学問です。
自己を分析するのですから、はっきりいって過酷な修練です。
しかも、一生かけての修練です。そうはいっても、やりだすと心理学という学問と理論の深さを思い知り、自分の中に、無数の扉があることを知ります。

人は、本質は、不安です。
不安感が湧き上がるから、感情が湧き上がります。
不安感を知らなければ、喜怒哀楽もきっと湧き上がりにくく、表現もできないでしょう。。。感情表出が貧しいということです。

それだけ人の感情生活にとって、不安感の意識化は大切なのです。

[生き甲斐の心理学参照」
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