五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

解釈が変わると

2009年07月31日 | 第6章 螺旋状に上昇する意味
今、ここでの自分の感情を自分自身が捉えることができたら、次に行う作業は解釈です。

湧き上がった感情は、解釈へと移行します。

たとえば、不安な感情が湧きあがるとします。すると、その不安を克服すべく、自分は何らかの考え方が頭に浮かびます。

その考え方は人によって違います。

倫理道徳に関係なく、湧き出す感情をいったんそのまま自分の心の中で湧きっぱなしにしてみると、だんだんと、感情が具体的にみえてきます。

もし、「湧き出した感情に対しての自分の捉え方」に不服を感じたら、ちょっとばかり意識的に解釈を変えてみると、違った世界が見えてくるかもしれません。

自分の心の中は、自分以外の人が立ち入ることのできない聖域です。
自由意思を与えられた人間は、いかようにも解釈次第で現状を変えていけるはずです。
人類誕生から5万年かけて地球全体に住みついた「ヒト」。
生きる知恵が、ヒトの遺伝子に備わっていることを信ずると、ひ弱な自分も案外逞しいと感じられるような気がしてきます。


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