五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

東日本大震災から9年

2020年03月11日 | 第2章 五感と体感

写真:宮城県亘理郡の普門寺にて・・・

東日本大震災から9年   2020年3月11日

2011年3月11日は、表装の師匠のビルで
ミーティング中でした。
新宿御苑のgalleryで秋に作品展をする予定だったので、
下見がてら新宿御苑を歩き、
神宮前の表具屋さんに出かけました。

青空の綺麗な日。

午後からのミーティングの真っ最中のこと。
14時46分。
大きく揺れ出し、外を見ると
原宿や新宿のビルが大きく揺れていて、
もちろん、私が居るビルも立っていられない揺れ。

尋常ではない揺れにほぼ情報が無いまま、
戦中派の先輩方とレストランでお腹を満たし、
水やパンを買い、
師匠のビルの最上階の仏間に泊めていただきました。
夜が明けて、
電車が動き出したので、
自宅に帰りました。

今は、このように冷静に書く事ができますが、
やはり、私達も都会のど真ん中で
被災したという事なのです。

翌年から宮城県亘理郡山元町に定期的に通う事となり、
東北がとても身近な場所になりました。

先日、NHKの鶴瓶の家族に乾杯に山元町が登場し、
身近な風景がテレビに映し出され、
太陽の光が燦燦と降り注ぐ山元町の
りんごやイチゴ、
そして、パラソル喫茶で一緒に台所に立ち、
作ったずんだ餅や煮物などが思い出され、

ご婦人方が歌ってくださった
「さんさ時雨」を初めて聞いたときは、
感動のあまり、言葉が出ませんでした。

身体と心にしみ込んだ文化や風習は、
家や物を失っても、失わないものであることを
学ばせていただきました。
繋がれてゆくものの尊さを知りました。

昨年4月以来、山元町を訪れていませんが、
テレビに映し出された山元町の風景を
身近に感じたことを嬉しく思いました。

来年で10年。

人との繋がりの中で、喜怒哀楽を共に味合わせていただいた
事に、時が経てばたつほど感謝が深まっているように
思います。

また普門寺にもお墓参りに行きたいです。


・・・・・・・

NPOキュール「 生き甲斐の心理学 」講座


東急セミナーBE講座
2020年 3月20日  13:30~15:30雪谷校 中止
2020年 3月27日   10:30~12:30たまプラーザ校
講師:越


綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:4月14日第1回(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:4月23日第1回(第4木曜日)



紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町 婦人会館
日程:4月7日(第1火曜日)
時間:13時~15時半


小金井植村講座
場所:小金井 桜町病院の修道院
日程:4月22日(この回のみ水曜日)
時間:13時~15時半

講座日程は、NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会会報
及びユースフル通信でご確認ください。













コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自分は何が不安か? | トップ | 自分の目の前の事を »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

第2章 五感と体感」カテゴリの最新記事