五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

言葉で伝える

2016年10月18日 | 第2章 五感と体感
言葉で伝える2016年10月18日

自分の気持ちを相手に言葉で伝える事の難しさは、誰しも経験していることだと思います。
ましてや、自分の気持ちを的確にどんな言葉で表現するか、ということになると、体感している事と表現する言葉の一致が無い限り、もやもやは続くものでありましょう。

相手に伝える前に、もっと大事な事もありそうです。
それは、
「自分の本音の感情を自分自身が掴んでいるか?」
「自分の気持ちが自分自身の意識に上っているか?」
そして、
「それを言葉で表現できるか?」

周囲が介助できるものであれば、「何をどこまで介助するか」は、介助する側の役割と立ち場も大事な条件になっていきます。

人が自立して、自分自身の感情を自分自身で湧き出し、考えて、行動するまで、温かく見守り、添う立ち場にある人は、相手の距離感をある程度、意識して、常に測っていないと、互いに筋違いの方向に向かってしまいます。

「言葉で伝える」事が出来ない人には、自分で伝えるべき人に伝えるまでの介助が必要なのであり、介助する人がその人に代わって代弁することが主な役割ではないのです。

自分の言葉で、自分の感情を意識に上げて、その感情をそのまま受け容れることを「受容」と云うようです。
「相手の気持ちに添う」というのは、「その感情を理解する」ことを云うのだと私は解釈しています。

伝えたい人に伝えることが上手にできないのが人の性質であり、人らしさであることも、大切な概念かもしれません。
だからこそ、それを希求し、工夫し、諸々のものが生み出されていくのでしょう。



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江戸表具を愛する会作品展示
場所:銀座プロムナードギャラリー 「銀座三越~東銀座地下道のショーウィンドーギャラリー」にて
日程:10月15日土曜日午後~11月13日土曜日午前
私は、子供の晴れ着古裂でしつらえた掛け軸を展示。会のテーマで仕立てた掛け軸も展示中。
銀ブラついでにご覧くださいませ。


表導会 50展
11月14日日曜日午後~11月24日日曜日16時まで
有楽町&銀座 東京交通会館の一階ギャラリー パールルーム

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勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
10月14日~16日は町田ワークショップ 終了
10月18日つつじヶ丘勉強会
11月1日火曜日 腰越勉強会


NPOキュールの勉強会
10月21日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
10月28日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校

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