五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

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2011年05月23日 | 第2章 五感と体感


「写真:Parisパッサージュ巡り28」

毎日早朝に放送されているニッポン放送(ラジオ)の「心のともしび」で、長年原稿を書いている植村高雄氏が私の師匠です。

私にとって植村先生が師匠であり、スーパーバイザーであり、同時に共に活動するパートナーです。

師匠の専門は、日本では馴染みがあまりない「宗教心理学」です。

宗教心理学という学問は、人を何かに信じ込ませるのが目的ではありません。

何かを信じることによって見えてくるもの。
何かを信じることによって見えなくなるもの。

何かを信じないことによって見えてくるもの。
何かを信じないことによって見えなくなるもの。
 
上記を心理学の学問理論を通して解析していきます。そのためには、心理学・心理療法の理論と宗教や哲学、芸術、文学、民俗、民族など、世界中で人々が生み出していくものを学び、比較考察していく必要があります。

でも、一部の人を除き、私を含め、大抵の勉強仲間は、この学問に関して素人です。

文字だけ追うと難しいイメージがありますが、主体とするモチーフは「自分自身」です。

自分がどのような「環境」で生まれ育ち生活し、どのように「成育」してきたか。そして、どのような祖先から血を受け継いできたか・・・
そして、それらの条件で成っている自分は、身の回りに起こる現象についてどんな感情が湧き、どう解釈し、行動していくか…、つまり、自分自身を心理療法の理論を使い、諸々の学問で知識を得ながら、自分自身の成育史を理論武装していきます。

自分は、どこからやってきたのか?
自分とは何者か?

そして、
自分は何のために生きているのか?
自分の生き甲斐は何か?
自分の魂と心と身体を大切にしているか?

これらを自己に問いかけながら、自己の学びを深めていきます。

知を得ながら、自己を学ぶ、という表現が、解りやすい表現かもしれません。

昨日までの三日間、実に発展的な勉強会だったと思います。
今回は、Nさんが修士論文をお土産に携えてきてくださいました。勉強仲間の刺激剤となったことは確かのようです。
それぞれが、身の丈にあった学びをしながらも、時々こんなニュースがあることも、私の喜びのひとつです。

関西での勉強会は、関東に比べ多くはありませんが、中身はとても濃いものです。次回、秋に行われる勉強会で皆様におあいするのを目標に、精進していきたいと思います。

参加者の勉強仲間に心から感謝いたします。ありがとう~♡

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