五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

好奇心と生きる

2011年11月22日 | 第2章 五感と体感
好奇心は、生きる術だな、と思う事がしばしばあります。

「なんだなんだ!」

「どうしてこうなるんだろう?」

「なんで、この人はこんなに美しいのだろう?」

「もっと詳しく知りたい!」

好奇心を行動に移すために、自分を抑制する何らかのブレーキがかかると、ブレーキを掛ける自分をストレスに思う事もあります。
あまりブレーキを掛け続けると、自ずから湧いてきていた好奇心が、段々と湧いて来なくなるようです。

「どうせ、できないし…」

「今は、やる時期じゃないし…」

「どうせ、周囲に反対されるし…」

「私には無理…」

そのような思いが続いていくと、自分の存在まで疑わしく思えてきます。

湧き出す好奇心を思うがままに湧き立たせている人をほんのちょっとでも羨ましく思ったら、それは、羨ましく思った人の「好奇心」の始まりです。

「なんで、この人は、こうなんだろう…?」と。

好奇心は、生きる術でしょうし、生きる力でもあるように思います。

抑圧が深ければ、事象や他者の事には興味が湧かないはずです。
そのような時期も或る人には必要かもしれませんが、「好きな人」を一人見つけてみると、心が動き、自分の存在がキラリと光ってくることを自分自身で感じる日が案外早くにやってくるかもしれません。

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