五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

他者分析は怖いよ

2009年06月28日 | 第9章 愛
人の傾向や性格を他人が捉えて解釈するほど怖いものはありません。

自分には必ずフィルターがかかっています。
だから「私は、物事を客観視できる人だ」と言い切る人ほど私は警戒します。

私は私の思考と感情と行動で生きています。

先日、子供専門の精神科医の先生の講義を聴く機会がありました。
私たちが学ぶ「生き甲斐の心理学」を別の言葉や事例を使ったような内容でした。

その講義の中で私の心に響いたのは、
「診断にも傾向があります。たとえば、ADHDという病名が世間に取り立たされた年は、その病名で診断される子供が多いということです。」

「薬は症状を抑えるもので、治すものではありません。それよりも自分の傾向に気づき、どうやったら社会の中で生活していけるか、そして生き甲斐を見つけられるかを関わる人が愛着を持ちながら関わることが一番なのです。」
「「生きにくさ」ではなく、「生き甲斐」を見つけることです。」

私も講義を聞きながら改めて、自分の中に安心感が湧き上がってきました。

診断され、病名をつけられることは、ある意味で社会に受け容れられる「安心」に繋がる場合もあります。でも、それから先にどうするか?が大切なのだと思います。「私」という一人の人間の「自立」のために、本気になって関わる人の存在は、何よりも替え難いお薬だと思うのです。

「愛」という言葉も一人一人解釈が違います。そうは言っても、愛し愛されることを五感と体感で感じる経験は、生き甲斐の道しるべとなるようです。

クリック応援お願いします★
人気blogランキング ☆ありがとうございます
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二人のスター | トップ | やりたいことをやる »
最新の画像もっと見る

第9章 愛」カテゴリの最新記事