五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

言語表現

2009年09月15日 | 第2章 五感と体感
モヤモヤした感情を具体的に言語化していくには、「無意識の意識化」という作業が必要です。

でも、いくら喋りたくてもボキャブラリーが少ないとイライラするばかりで返って逆効果になりかねません。

「喋りたいのに喋れないもどかしさ」

「言葉表現」は、知性を伴います。

自分の感情にふさわしい「言葉」

それを探して、本を読み、絵を見、音楽を聴きます。知らない場所を旅し、好奇心を湧きたせ、違和感や異文化を楽しみます。五感を磨いていきます。

たとえば、
「ウザイ~」
「キモイ!」
「カワイイーー!」

統括された決まり文句のような言葉から、その言葉に隠された背景をじっくりと聴きとっていくと、どんな人でも物語があり、次第にその人の持つ独特な言葉が紡がれていきます。

初めに言葉ありき…

言語療法という世界に足を踏み入れて、最近思うことは、ほんとうに「初めに言葉ありき」だということです。

感情と言語表現を繋げる喜びに気付いた人は幸せだと思います。

クリック応援お願いします★
人気blogランキング ☆ありがとうございます
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 美しい | トップ | まずは自分のことを »
最新の画像もっと見る

第2章 五感と体感」カテゴリの最新記事