五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

平等院鳳凰堂

2007年10月04日 | 第9章 愛
宇治平等院鳳凰堂内の天蓋が修復が終了し、一般公開が始まりました。
その様子をニュースで見ました。

雲に乗った菩薩達が、楽の音を奏でながら、舞いながら、本尊の阿弥陀如来を
囲んでいます。

雲中供養菩薩。
何度か、このブログに書いているのですが、たまらなく好きな菩薩様達が、元いた場所に戻りました。
菩薩様とお友達でも親戚でもないのですが、ほっとした気持ちが湧き上がってくるのです

浄土式庭園。
池を橋で渡り鳳凰堂に入ると、そこに広がるのは浄土の世界。

千年近く菩薩が奏で続けている音楽(おむがく)は、さぞかし豊かな音色と旋律でありましょう。

週末は、関西での勉強会なのですが、今回は残念ながら寄れそうもありません。
阿弥陀如来と共に、私がお堂でよろこぶ日を今から楽しみにしています。

雲中供養菩薩さん、しばらくお待ち下さいね。

自分のアイデンティティというのは、こんなところから見えてくるものです。
千年前といわず、もっともっと昔の祖先から成っている自分。
ご先祖様から頂いた感性を素直に信じると、閉じていたものが開いてくるように思います。
信じて見えてくるものを大切にしたいものです。

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2 コメント

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Unknown (イカル)
2007-10-04 17:25:00
この間の日曜日にお能を観て、
“日本人としてのアイデンティティが
注入される”感じがしました。
雲中供養菩薩さまと会うことも、きっと
そういうことなのだろうと想像しています。
いつの日か、訪れたいです。
返信する
Unknown (露芳)
2007-10-04 21:54:03
雲中供養菩薩は、たしか52体。その中にいくつか「愛」の菩薩さまがいらっしゃいます。千年前から「愛」という言葉があるはずなのに、意外と「愛」と聞くと、照れちゃう方が多いのよね。
そのへんは、理趣経を封印しちゃった空海の意図的国家攻略を感じてます。また今度ゆっくりと・・・。
最澄が理趣経をゲットしてたら、日本はどうなっていたんだろう~。
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