五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

幸福な国

2009年01月10日 | 第2章 五感と体感
久しぶりにブータン王国の様子をテレビで観ました。

ヒマラヤの山懐にある小さな王国です。
チベット仏教を国教とし、国益よりも国民一人ひとりの幸福感を大事にしています。

30年前に前国王が就任した時、ニュースでそれを見た私は、ほんとうにハライソ(天国)みたいな国が世界にはあるんだ、、、と感激したことを昨日のことのように覚えています。

私自身の「考え方」の礎は、その頃の諸々の興味からなっていると言っても過言ではありません。

最近、前国王が退き、息子さんが王位を継承したそうです。
身体の大きな男気のある素敵な王様です。

国の水資源で電力を売り、子供の教育、国民の医療は無料。

家族が健やかに過ごせる今の暮らしにどの人も「幸福感」を感じているそうです。

自国の宗教から道徳を学び、謙虚さを保ち、分け合う心。。。
当たり前に暮らせることに感謝する「意識」。。。

こぼれる満面の笑み。これこそが、幸福の証であろうと、この五日寝込んでだらけた身体を久しぶりに伸ばしました。

それにしても、30年前の就任式から、もう次世代へと継がれたことの時間の早さに、驚いています。
世代交代ね・・・・・


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