五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

間にあるもの

2019年12月17日 | 第2章 五感と体感

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間にあるもの  2019年12月17日

自分が見ている対象物
自分が置かれている場所
自分が見えている風景や光景
自分と関わる人

自分が関係している人や物、
自分が見ている絵画、
自分が見ている映画、
自分が聞いている音楽、
自分が聴こえてくる音、
自分が食べている料理、
自分が嗅いでいる匂い、
自分が触れている物や動物、

全ては、自分の五感で感じ、
その感覚は自分が解釈しています。
この五感は誰に侵害されるものではなく、
自分だけが感じ得ているものでありましょう。

自分の五感に大小の感覚を
もたらしているものは、
自分の心や体に響いてくるはずです。

それらが、
好きと嫌いという感情を湧き立たせ、
好きであれば、求め、
嫌いであれば、避けつつ、
自分の居心地を快適にすべく、
選択しています。

私のブログのタイトル「五感で観る」は、
「私」という個人が、対象との間にある
自分の感覚を綴っています。
つまり、私という主観は、
誰にも侵害されるものでもありません。

だからこそ、他者の感覚は私が侵害できない
尊い感覚であることを意識しておきたいものです。



10年前にスロベニアを旅した時、
村の小さな教会に泊まらせていただきました。
夜中の0時半ぐらいまで、15分に一度、鐘が鳴るのです。
ベッドの真上から爆音の鐘の音が降ってくるため、
二日間は音に煩さを覚えましたが、三日目からは、
気にせず爆睡。
時計が無い時代の風習だそうです。
エトランゼである私の体内にある習慣には無い習慣に
出会い、驚きましたが、村人にとっては子守唄というよりも
当たり前の音なのです。
きっと、夜中0時半まで鳴り響く鐘の音が聴こえない習慣に
住むと、何かが足りない、と思うかもしれません。

そのような経験を思い出すと、スロベニアのブドウ畑が
視界に広がってきます。
教会の鐘の音と私の間にあるものに、
言い知れない五感が体内に広がります。

「間にあるもの」
私と対象の間にあるものは、
まさに宇宙の神秘とも言うことができそうです。

五感から真善美を思索することを
しばらくブログで楽しんで参ります。
;;;;;;;;;;;;

「生き甲斐の心理学」

公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2019年12月17日  小金井勉強会
小金井・桜町病院の修道会 修道院が会場です

2020年3月13日~15日
二泊三日 
琵琶湖の畔でのんびりと 唐崎勉強会

2020年7月10日~13日
宝塚 売布神社のお隣の修道院にて勉強会


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NPOキュール「 生き甲斐の心理学 」講座
 
東急セミナーBE講座
2019年 12月20日  13:30~15:30雪谷校
2019年 12月13日第2金曜日10:30~12:30たまプラーザ校
講師:越

藤沢マリアの家勉強会
2019年12月10日
講師:越




2019年2月4日 13時~15時30分
横浜桜木町の紅葉坂「婦人会館」
講師:植村高雄
越はサポートに入ります。


八王子市生涯学習センター主催
市民自由講座
「生き甲斐の心理学」
講師;植村高雄
日程:
12月11日
12月25日
1月8日
1月22日
2月12日
2月26日













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