五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

宮城県・山元町 No.2

2012年02月01日 | 第2章 五感と体感
ささえ愛山元さんのBさんに案内していただきタクシーは跡形もなくなっている山下駅近くから国道6号線を走り常磐線坂元駅へ。

駅のホームはかろうじて残っています。ホームに上がるための階段も破壊され、よじ登らないとホームに立つことはできません。山元町は国道6号線より東側は平地です。ホームによじ登り、そこから360度見渡すと、永遠かと思ってしまうくらい何も無いのです。瓦礫撤去は、少しずつ進み、原型の残る家以外は、ほとんど更地の状態です。

ホームから300メートル先くらいに見える海がここまで押し寄せてくると誰が考えたでしょう。
そのホームも簡単に越えて、その倍以上のところまで津波は押し寄せたのです。
坂元駅の打ちっぱなしで建てられたポストモダン風のトイレの外壁は残り、この建物が楯となり、鉄骨で組まれた山元町の地図だけが何事も無かったかのようにそのまま残されていました。

ホームの下を覗くと、そこには茶色く錆びた線路がありました。ホームを過ぎると、線路は跡形もありません。

ホームから海側を走る「相馬亘理線(ストロベリーロード)」には、瓦礫を積んだ大きなトラックが土埃を巻き上げて走っていました。

続きはまた明日に。

写真は撮りましたが、スケール感や空気を伝えることはできないので虚しく感じます。なので、敢えて掲載しません。

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