五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

ハルカスはればれ

2014年03月08日 | 第2章 五感と体感
あべのハルカスがいよいよ本格オープンです。
昨年秋には、待ちきれなくてレストランの階までは昇りました。

正直言って、私は東京スカイツリーで関東平野を眺めるよりも、あべのハルカスのほうが断然魅力を感じています。

何故かって^^?

真下には天王寺、住吉大社、ちょっと斜め下には難波宮跡、もう少し先には大阪城(石山本願寺)、神戸方面、淡路島、京都方面、そして和歌山方面、そしてそして、東側には、奈良の西にそびえる生駒山、金剛山に、葛城山、二上山が見えるのです。

持統天皇である鵜野讃良はこのあたりで育ち、後の天武天皇と出会い、壮大な人生を送ります。

かつて、多くの行幸があり、この場所を通り、熊野詣でが成されてきました。

海洋交易の窓口でもあった場所でもあり、私自身の父方の祖先もこのあたりを拠点に瀬戸物を船に積み北海道へ運び、北海道からは海産物を積んで商いを大きくしていきました。
まさしく、今NHKで放映している「ごちそうさん」の時代の昆布が、私の祖先が商っていた物だと思うと、感情移入して観入ってしまいます。

自分の中に感ずるDNAの情報量を思うに、関西の割合が高いと思うのは、こんな背景があるからだと、妄想好きの私はひとり納得しています。

何かと私の興味を引く場所にこれだけの高さのビルが建ったのだから、昇るしかありません(笑)。

吉野の金峯山寺の奥あたりにある展望台からは大阪城が見えると聞きましたが、昨年訪ねた時にはそこまでは見渡すことができませんでした。

ならば、あべのハルカス最上階の展望台から360度、太古の人々が治めた土地を見てみたいものです。

秀吉も叶わなかった高みの見物を庶民の私達が出来るのであるから、ものすごい時代に生を受けたものだと、有難い気分です。

古代史好きの仲間と「あべのハルカス・レストラン階」で生駒山や金剛山を眺め、二上山を見つけた時には、あわあわと興奮したわけですから、あ最上階の展望フロアーではどうなることやら。。。

未だに東京スカイツリーは昇っていない私は、「あべのハルカス」にうきうきしています。

「はるかす」古語辞典では、「はればれとした」と書かれてあります。

ネーミングも気に入っています。

まさにハレの場所でありましょう。

混雑するのは必至でありますので、すこし間を置いて登頂を成功させたいと思います。

その時は、古代史好き仲間を招集することとなると思いますので、「この指とーまれ!」で、展望フロアーにおいて「あべのハルカス古代史コンベンション」でも開催いたしましょう^^。

あべのハルカス企画部さんで、そのようなイベントをどんどん企画していただきたいと、期待しております。

歴史の勉強は、「その場所」に立ってこそ学びが深まり繋がっていくものです。

よき場所によき建て物ができたおかげで、本当にカミサマになった気分も味わえるかもしれません^^/

☆☆

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