朝から源氏物語の本を積み上げ、探し物をしています。
記憶の彼方から大沢の池もしくは広沢の池で、光源氏が桐壷帝と語らうシーンがあったはず。。。と、その個所を探すべく、膨大なページをパラパラパラパラ。。。。。結局見つからず…。
いや、私の思い違いか、いつもの妄想癖による想像過多か、、、、
どの章かお解りになる方、どなたか、お教えくださいませ。
さて、
大覚寺&大沢の池は、嵯峨野側の北に位置しているので、なかなか行き着くことが出来ない場所でした。
私の心の内では、父と息子がしんみりと語り合うシーンが、印象的で(勝手な妄想だったらすみません!)、いつか静かな季節に佇みたいと願っていました。
久しぶりに嵯峨野を訪れ、嵯峨野と言えば小督の局、六条御息所の野宮、祇王に仏御前の祇王寺、西行、藤原定家がぱっと思い浮かぶわけですが、大沢の池の畔に佇む光源氏の姿は、私としては結構大きな心情構成になっているのです。
なのに、どの場面だったかが全く思い出せず、今回の嵯峨野訪問のメインの徒然がなかなか書き出せないでいました。
光源氏が須磨に流される直前に、父である桐壷帝の御陵(源氏物語では)の下賀茂神社を日が暮れた夕刻に牛車を止め弔う箇所もとても印象的で好きな場面です。
糺の森の暗がりの奥にある御陵をじっと見つめる光源氏の想いが、ひしひしと伝わる場面なのです。
実母を追い求めるあまりに多くの女性を愛していく光源氏ではあるのですが、男として成長していく場面においては、とても思慮深く政治の似合う男として描かれているのです。
光源氏の愛する女性は、本来の自己と向き合う事をほんとうに真剣に考えようとした女性ばかりです。
ただ一人、女三宮だけは、それが出来ないがゆえに、光源氏との間に大きな溝を作っていきます。
紫式部の生き抜こうとするシュミレーションとしても解釈できると私は解釈しているのですが、自己投影しながら描き続けた源氏物語の本当の主人公は、紫式部自身だったのだと思うのです。
話がずれてしまいましたが、大沢の池。。。もしくは、広沢の池(ここは、現在はお魚の養殖もしているようですね)に佇む桐壷帝「父」と光源氏「子」の会話を探し当てましたら?もしくは私の勘違いに気付きましたら、改めて大覚寺訪問について書かせて頂きます。
大沢の池のほとりで頂いた菊嵯峨野うどんのお陰で、北風に冷やされた散策に温もりを頂きました。
感謝。
合掌。
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記憶の彼方から大沢の池もしくは広沢の池で、光源氏が桐壷帝と語らうシーンがあったはず。。。と、その個所を探すべく、膨大なページをパラパラパラパラ。。。。。結局見つからず…。
いや、私の思い違いか、いつもの妄想癖による想像過多か、、、、
どの章かお解りになる方、どなたか、お教えくださいませ。
さて、
大覚寺&大沢の池は、嵯峨野側の北に位置しているので、なかなか行き着くことが出来ない場所でした。
私の心の内では、父と息子がしんみりと語り合うシーンが、印象的で(勝手な妄想だったらすみません!)、いつか静かな季節に佇みたいと願っていました。
久しぶりに嵯峨野を訪れ、嵯峨野と言えば小督の局、六条御息所の野宮、祇王に仏御前の祇王寺、西行、藤原定家がぱっと思い浮かぶわけですが、大沢の池の畔に佇む光源氏の姿は、私としては結構大きな心情構成になっているのです。
なのに、どの場面だったかが全く思い出せず、今回の嵯峨野訪問のメインの徒然がなかなか書き出せないでいました。
光源氏が須磨に流される直前に、父である桐壷帝の御陵(源氏物語では)の下賀茂神社を日が暮れた夕刻に牛車を止め弔う箇所もとても印象的で好きな場面です。
糺の森の暗がりの奥にある御陵をじっと見つめる光源氏の想いが、ひしひしと伝わる場面なのです。
実母を追い求めるあまりに多くの女性を愛していく光源氏ではあるのですが、男として成長していく場面においては、とても思慮深く政治の似合う男として描かれているのです。
光源氏の愛する女性は、本来の自己と向き合う事をほんとうに真剣に考えようとした女性ばかりです。
ただ一人、女三宮だけは、それが出来ないがゆえに、光源氏との間に大きな溝を作っていきます。
紫式部の生き抜こうとするシュミレーションとしても解釈できると私は解釈しているのですが、自己投影しながら描き続けた源氏物語の本当の主人公は、紫式部自身だったのだと思うのです。
話がずれてしまいましたが、大沢の池。。。もしくは、広沢の池(ここは、現在はお魚の養殖もしているようですね)に佇む桐壷帝「父」と光源氏「子」の会話を探し当てましたら?もしくは私の勘違いに気付きましたら、改めて大覚寺訪問について書かせて頂きます。
大沢の池のほとりで頂いた菊嵯峨野うどんのお陰で、北風に冷やされた散策に温もりを頂きました。
感謝。
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