五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

和みの場所

2007年06月21日 | 第2章 五感と体感
鎌倉の七里ガ浜に行ってきました。

太平洋の大海原が間近の高知で生まれ、小学1年生から茅ヶ崎に住み、中学生からは横浜に住み毎日車窓から海を眺めながら通学・通勤をしてきました。そんなこともあり、海は私にとって日常のものです。

現在住んでいる東横線沿線の街は、山に阻まれて海は見えませんが、日によっては潮風が香り、霧笛が聞こえてきます。


夏の日差しで風が強く、今日の七里ガ浜は、押し吹くような風が波を寄せ、きり無く迫ってきます。こんな日は、海を見ても、何か落ち着きません。

今日の七里ガ浜の目的は、江ノ電・七里ガ浜駅のまん前にあるバール[BAR](カフェ)。
縁合って、親しくさせていただいているマダムは、疲れを外に追い出してくれる不思議な方です。
お店に入るなり、「あ、、、今日は、変な人が来る日だわ、、、」というご挨拶。
いきなり自分の描いた絵を見せて、「額、どうしよう・・・」、唯我独尊とはこのことか?
カプチーノを頼んでも、1時間近く待ってようやく出される。
他のお客様優先、ということなのですが。

とにかくこの店に入った瞬間に私の時間の概念が崩れ去るのです。
この現象は、どうも私の足りないものを補う処方箋のようです。
すべきことをいつも山積みにし、「今日やるべきノート」を記入して、やり終えたものから次々消していく日々。

必要なことだけを求め、必要な人とだけ会う、そんなことを自然に無理無く可能にしてくれる場所なのでしょう。

のんびり伸び伸びであるはずの私が、そのまんまを赦されるような、そんな場所です。
深呼吸できた一日でした。

ーーーー明日から表参道の国連大学裏、東京ウイメンズプラザ下にある青山ブックセンター内の展示室にて、表装の展覧会が開催されます。22日~25日。私は22日と23日に会場におります。
一幅、友人の小さな作品を茶掛けを仕立てました。ーーーーー


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コメント (3)
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