Mr.コンティのRising JAPAN

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日豪戦を前にオーストラリアの報道から

2009-02-11 | FIFA World Cup

1月19日 Neil backs on Socceroos to improve on 2006

Lucas Neil は Australian のベテランたちが ワールドカップ2006年大会の英雄的な結果がフロックで無い事を南アフリカでより良い成績を残す事で証明しようと心に決めている。
Pim Verbeek の Socceroos はアジア予選にて開幕3連勝を収め 2010年大会出場に向けてまっしぐらだ。5カ国のグループの中で上位2カ国が予選突破となるが Neil は既に次のステップを考えている。 3年前ドイツで決勝トーナメント進出を果たした後 Heart Breaking な敗戦を大会覇者となったイタリアに喫し Neil は無残にも相手イタリア人選手にファールを冒したと判定されPKを献上しチームは Football 最大のイベントでの任務を終えた。
West Ham のDF Neil 30歳はオーストラリアがベスト16に肩を並べ準々決勝進出もあり得ると確信している。何故なら多くの選手が次のワールドカップが最後となり好成績を残す事に躍起だからだ。

“我々はその過程にいる。3戦3勝、残り5試合であと2勝すればワールドカップが大きく近づく ”  West Ham の Match Day Program にこう語っている。 
“前回我々は出場国の中で最後に予選突破を決めた。 今回はホスト国の南アフリカとイタリア(報道のまま)を除いて最初の予選突破国となれば前回はフロックで無かったと世界に示す良い証明となる。今回は恐らく2~3人の選手にとって最後のワールドカップとなりそこに行けばそして前回同様の成果を残せばしれは素晴らしい事だ。2006年大会での我々は無名のチームであった。それがはっきりと良いインパクトを与えられた要因だ。 もし同じ事が出来れば、もう1段上に行ければそれは良い事だ。 ”

ウズベキスタン、バーレーンを破るオーストラリアを本大会進出へのポールポジションに導いているがそれを Neil はGK Mark Schwarzer のおかげと認めている。
36歳のフルハムのスターは今大会予選では素晴らしく、 Neil は
“バーレーンとの前のゲームで Mark は我々のヒーローだった。ふたたび数多くのスーパーセーブを見せ、最後に勝利へと我々を導いた。彼はまた前のラウンドの中国戦でも重要なセーブを続け、最後にPKをも止めた。”  そして Neil は続ける。 
”彼はいつもチームを支えている。彼がチームにいる事はラッキーだ。 Mark は Miidlesbrough で長年過ごした後に London に移り住み生活を大変楽しんでいる。 彼は賛美されないオーストラリアサッカーのヒーローで私が大変尊敬するGKだ。 ”

Neil と Schwarzer は何人もの English Premier League 所属の選手が予選の試合に向かう為にLondon から Australia に向かう飛行機の常連客だ。そして WestHam の右バックの選手は1月18日の Hammer’s が Fulham を 3-1 で降した後に自分の友人達と多くに就いて話すだろう。

“我々の多くが London から出発する。オーストラリアのチームメンバーが集まる事は 大変楽しいことだ。 我々の多くが色々な話をする。 我々が共通にある事は故郷を離れキャリアーを作ろうとしている。 その結果我々はほとんどファミリーの様なものでお互いの経験談を聴く事を楽しんでいる。 そこには素晴らしい雰囲気がある。 そこには多大な責任も生まれる。 我々はユニークだとは言わないしかし我々は大変良いティームスピリットをもっておりその上それが全てのオーストラリアスポーツチームが持つ原点である。 ” 

   

2月9日 Shcwarzer has been Australia’s saving race

Mark Schwarzer は過去のワールドカップにはいやにセンチメンタルな思い出があった。しかし不動の Socceroos GK は翌年南アフリカに駒を進めるにあたりずっと一匹狼であり、再びぼんやりと現れた守備面での数字が本当に裏付けされたオーストラリアの信用が本当かどうか水曜日夜の日本戦で試される。
Schwarzer の4回目のワールドカップへの挑戦がベストであった。 - それは彼の忍耐と決心の遺言であった。 多くの人々が長年のライバル Zeliko Kalac とのポジション争いに終わりを告げる鐘が静かになりワールドカップ2006年大会の苦しい試練が終わった後に国際舞台から退くであろうと思った。 Guus Hiddink が自分の長所を信じない事から来るフラストレーションに降参するかわりに36歳の Fullham のGKは 好まれていない背番号1番の Kalac が国際舞台から引退し Michael Petkovis と Ante Covic がポジションを掴めなかった間に Pim Verbeek の元に帰ってきて実に良くやっている。
若い挑戦者 Adam Federiciと Eugene Gelekovic はオーストラリアがワールドカップ出場を決めるまでは経験に乏しく大一番には役者不足だ。 Shcwarzer のポジションは約束されているそしてここ数年では最高の機敏な動きを見せている。彼の中国戦、バーレーン戦、ブリスベンでのイラク戦のパファーマンス、ほとんど片手で Socceroos の戦いを支えてきた。 
Australia の命運を左右しうる横浜での試合の前日、昨年引退しかつては England で14シーズンを過ごした元 Socceroos GK で今は Sydney FC の GK コーチを務めるJohn Filan は かつての自分の控え選手に就いて

“ Schwarzer はファンタスティックだ、彼のプレーはいつもと変わらない”  Schwarzer の効果は断固たるものだと言う。
“今の様にワールドカップ予選をうまくやり通すには好調を持続させている良いGKが必要だ。彼は普遍的で頼りになるチームに自信の雰囲気をもたらしている。彼は監督の抱える問題を解消し続けている、なぜなら誰をゴール前に置くのかを考えさせる必要がないからだ。今現在代表チームで彼のポジションを脅かす選手が出てこないがそれはまた別の小さな問題でもある。 もし彼がチームの中で最も重要な選手でなければ、それに最も近い選手だ。” 
そういう意味では Schwarzer は2010年以降はSocceroos のキャリアーを続けないと言う可能性は残らない訳では無い
“私は全てを取り除いたわけでは無いが兎にも角にもその(南アフリカ)に行きたいのである。我々は日本戦と言うタフなゲームがある、なのでまだずっと先は見たくはない。” 

    

Schwarzer は最近のAP通信社の問いにこう答えた。Shcwarzer は日本のYoshihito Okubo, Shinji Okazaki そして Tatsuya Tanaka と言う好調の3人のストライカーと相対せねばならない。そして中村俊輔と言う2006 年 Kaiserslautern でSchwarzer を困惑させた唯一のプレー、セットプレーの卓越した専門家がいる。

前回ワールドカップ一番乗りを決めたのは日本だった。もちろんそこには充分な幸運もあった。今回もそのチャンスはあるのだが.......
今大会の予選で Socceroos の特筆すべきは開幕3連勝とならんでまだ最終予選が無失点なこと。日本が勝ち点3を得る為には相手を無失点に抑える必要がある。
Schwarzer から2点目をとる事は至難の業ではないかな? Premier League でも23試合中9試合が無失点だ。もちろんGK一人の功績ではないが所属チームの得点22は20チーム中19位なのにチームの順位が10位にあるところの GK Schwarzer の存在が想像できる。 

それでなくてもワールドカップ予選の重要な試合で日本は......前回のアウェーでのイラン戦は 1-2 で敗れ、フランス大会予選の国立での韓国戦は痛恨の逆転負け。
アジアからの出場枠が広がらねばこんなにワールドカップを近くに感じ取れただろうか........  

あぁ悲観的になりすぎるか??? キックオフまであと4時間少し、明日の朝素晴らしい目覚めがもたらされることをひたすら祈る。

 



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