関東地方に春一番が吹き荒れた日に日本を後にして丁度1週間。今回も移動の連続で休まる日は無く New Zealand の Christchurch に足を踏み入れこれからようやく一息がつけそうだ。
Newcastle Jets の優勝で幕を閉じた3シーズン目の A- League の次の話題は Melbourne Victory と Adelaide United の出場する Asia Champions League 。日本でもようやく昨年から ACL が話題になってきたが昨シーズン初出場のオーストラリア勢は Sydney FC が浦和レッズと同じグループだったことから浦和レッズそして J リーグに対して関心が割と高いと感じた。
メルボルンに行った時ある顧客と話をした。話題は半分以上がサッカーの話題でその半分が A-League の話題。
元々はアイルランドからの移民でメルボルン在住は16年目になるらしい。メルボルンには Irish Bar が市内に40軒あるらしく中には特大のアイルランド国旗を掲げているところもあった。警察が来て何度も下ろすように指導されているらしいが降ろしても1か月もすればまた掲げるらしい。ここに来ると日本人は割と歓迎される。Ireland 人は Celtic をまずサポートするらしく中村俊輔がチームの顔となり水野晃樹が契約した事から日本人の私を歓迎してくれるのだ。これは御存知の通り Celtic はカソリック色のクラブでアイルランド人はカソリック系が多いので Celtic を支持するらしい。パースでも,ある Irish Pub が Celtic を熱狂的にサポートしておりその店に一度行かないか?と誘われた事もある。
彼はまた熱狂的な Arsenal のサポーターでもあり昨年末には Emirates Stadium に行き Tottenham Hotspur 戦との North London Derby を観戦したらしい。試合は彼のお気に入りの Arsenal が2-1 で勝利しご機嫌だったそうだ。そして何よりも現場でしか味わえない試合の雰囲気を熱く語っていた。今シーズンは2月23日の時点で2位 Manchester United に勝点3差を付けて首位を走っており、このまま残りの11試合を戦い抜き4シーズン振りの優勝を、と願っているとの事だった。3月4日(現地時間の)には UEFA Champions League の AC Milan 戦があるがまずは Premiership でのタイトルをとの事らしい。
だがこの前の Birmingham 戦ではクロアチア人選手の Eduardo が Martin Taylor から受けたタックルで負傷退場。Taylor には1発でレッドカードが出されたがもっと深刻なのはタックルを受けた Arsenal の Eduard。全治何年何ヶ月になるかわからず今シーズンの Premiership そして6月の欧州選手権はおろか選手生命、そして負傷した左足が完治し普通に歩行できるかもわからない状態。Eduardo 本人は
”今は治療に専念する”と語ったらしいが治まらないのが Wenger 監督。
" Taylor の選手資格を剥奪しろ”と珍しく語気を荒げる。お客の彼も”あんな酷いタックルは見たことない。今はEduard が普通に歩ける事を祈るだけ。”と言っていた。
彼は当然オーストラリアのサッカーにも興味はあり A- League では勿論地元の Melbourne Victory の熱心なサポーターだ。昨シーズンはホームゲームに“6試合しか”観戦出来なかったらしいが、2006-07シーズンの独走そして Grand Final での圧勝とうってかわって昨シーズンは Final Series にも進めない体たらくに溜息しか出ないと言ったところらしい。
昨シーズン契約をした2005年の FIFA Confederations Cup では Socceroos に選ばれてたLjubo Milicevic が初戦の Wellington Phoenix 戦の32分に怪我で退場するとその後シーズン中彼がピッチに現れたのは1回だけ。そして昨シーズンはレギュラーシーズンで10得点 Grand Final では5得点の Socceroos Player , Archie Thompson が6ゴールに終わったりと充分に力が発揮できないままシーズンを終えてしまった。しかし昨年末に Queens Park Rangers から獲得した Nick Wardが新シーズンに向け契約を締結いした事を喜んでいた。そしてACL に向けて Central Coast Mariners から攻撃的右MFの Tom Pondeljak を獲得。これで3月12日から始まる ACL が非常に楽しみだと語っていた。しかしその後 Grant Brebner とCarlos Hernandez の長期離脱がわかり苦戦は必至だ。
Melbourne Victory は全南ドラゴンズ、タイの Chonburi FCそして ガンバ大阪と同組だ。彼はガンバの事をしきりに訊いていたがこの組はむしろ韓国の全南ドラゴンズの方に気をつけた方がと思う。この前の東アジア選手権には GK廉東均、DF郭泰輝 MF 金致佑そして高基衢の4人がメンバー入りしていた。それでも彼は先週行われた Pan Pacific Championships の決勝戦で Houston Dynamo を 6-1 で粉砕したガンバのパフォーマンスに舌を巻いていた。 バレー、ルーカスの外国人コンビが良い上に代表メンバーがごっそり抜けていた事を考えればこの組の本命はガンバ大阪と彼は断言する。この大会は Sydney FC が出場しておりオーストラリアでも Pay TV で中継されたらしいがそれにしてもよく観ているなぁ。4月に万博競技場で行われるガンバ大阪戦は観に行けないがホームでの試合は全部観に行くとの事。その開幕戦がメルボルン Telestra Dome での全南ドラゴンズ戦だ。
彼も言っていたが A- League の開幕でサッカーの人気が高まりサッカーファンが“市民権”を得る事が出来、その効果は大きいと語る。3年前の A-League の開幕イヤァーにゲームを観戦したがそれは J-League が開幕した時の日本に雰囲気が似ていた。今は8チームの A-League だが来シーズンから2チーム増えて10チームに更に2年内に2チーム増えて12チームになる計画がある。次の Expansion では是非 Victoria 州から Geelong のクラブチームに A League 入りさせるべきと彼は言っていた。この地域イタリアやクロアチア、ギリシアと言った欧州系の移民が多いのでサッカー人気の高い地区らしい。昨シーズンの AFLの優勝チームがここをホームとする Geelong Cats だった。
仕事以外の話が随分と長くなってしまった。次にメルボルンに来るときは是非 Victory の試合がある時に来てくれ、その時は一緒に観戦し、試合後はサポーターに紹介する。出来れば Victory が ACL でベスト8に進み URAWA REDS と戦う事を願っている……… こうして私はカンタス機に乗り込みニュージーランドに向かった………
Newcastle Jets の優勝で幕を閉じた3シーズン目の A- League の次の話題は Melbourne Victory と Adelaide United の出場する Asia Champions League 。日本でもようやく昨年から ACL が話題になってきたが昨シーズン初出場のオーストラリア勢は Sydney FC が浦和レッズと同じグループだったことから浦和レッズそして J リーグに対して関心が割と高いと感じた。
メルボルンに行った時ある顧客と話をした。話題は半分以上がサッカーの話題でその半分が A-League の話題。
元々はアイルランドからの移民でメルボルン在住は16年目になるらしい。メルボルンには Irish Bar が市内に40軒あるらしく中には特大のアイルランド国旗を掲げているところもあった。警察が来て何度も下ろすように指導されているらしいが降ろしても1か月もすればまた掲げるらしい。ここに来ると日本人は割と歓迎される。Ireland 人は Celtic をまずサポートするらしく中村俊輔がチームの顔となり水野晃樹が契約した事から日本人の私を歓迎してくれるのだ。これは御存知の通り Celtic はカソリック色のクラブでアイルランド人はカソリック系が多いので Celtic を支持するらしい。パースでも,ある Irish Pub が Celtic を熱狂的にサポートしておりその店に一度行かないか?と誘われた事もある。
彼はまた熱狂的な Arsenal のサポーターでもあり昨年末には Emirates Stadium に行き Tottenham Hotspur 戦との North London Derby を観戦したらしい。試合は彼のお気に入りの Arsenal が2-1 で勝利しご機嫌だったそうだ。そして何よりも現場でしか味わえない試合の雰囲気を熱く語っていた。今シーズンは2月23日の時点で2位 Manchester United に勝点3差を付けて首位を走っており、このまま残りの11試合を戦い抜き4シーズン振りの優勝を、と願っているとの事だった。3月4日(現地時間の)には UEFA Champions League の AC Milan 戦があるがまずは Premiership でのタイトルをとの事らしい。
だがこの前の Birmingham 戦ではクロアチア人選手の Eduardo が Martin Taylor から受けたタックルで負傷退場。Taylor には1発でレッドカードが出されたがもっと深刻なのはタックルを受けた Arsenal の Eduard。全治何年何ヶ月になるかわからず今シーズンの Premiership そして6月の欧州選手権はおろか選手生命、そして負傷した左足が完治し普通に歩行できるかもわからない状態。Eduardo 本人は
”今は治療に専念する”と語ったらしいが治まらないのが Wenger 監督。
" Taylor の選手資格を剥奪しろ”と珍しく語気を荒げる。お客の彼も”あんな酷いタックルは見たことない。今はEduard が普通に歩ける事を祈るだけ。”と言っていた。
彼は当然オーストラリアのサッカーにも興味はあり A- League では勿論地元の Melbourne Victory の熱心なサポーターだ。昨シーズンはホームゲームに“6試合しか”観戦出来なかったらしいが、2006-07シーズンの独走そして Grand Final での圧勝とうってかわって昨シーズンは Final Series にも進めない体たらくに溜息しか出ないと言ったところらしい。
昨シーズン契約をした2005年の FIFA Confederations Cup では Socceroos に選ばれてたLjubo Milicevic が初戦の Wellington Phoenix 戦の32分に怪我で退場するとその後シーズン中彼がピッチに現れたのは1回だけ。そして昨シーズンはレギュラーシーズンで10得点 Grand Final では5得点の Socceroos Player , Archie Thompson が6ゴールに終わったりと充分に力が発揮できないままシーズンを終えてしまった。しかし昨年末に Queens Park Rangers から獲得した Nick Wardが新シーズンに向け契約を締結いした事を喜んでいた。そしてACL に向けて Central Coast Mariners から攻撃的右MFの Tom Pondeljak を獲得。これで3月12日から始まる ACL が非常に楽しみだと語っていた。しかしその後 Grant Brebner とCarlos Hernandez の長期離脱がわかり苦戦は必至だ。
Melbourne Victory は全南ドラゴンズ、タイの Chonburi FCそして ガンバ大阪と同組だ。彼はガンバの事をしきりに訊いていたがこの組はむしろ韓国の全南ドラゴンズの方に気をつけた方がと思う。この前の東アジア選手権には GK廉東均、DF郭泰輝 MF 金致佑そして高基衢の4人がメンバー入りしていた。それでも彼は先週行われた Pan Pacific Championships の決勝戦で Houston Dynamo を 6-1 で粉砕したガンバのパフォーマンスに舌を巻いていた。 バレー、ルーカスの外国人コンビが良い上に代表メンバーがごっそり抜けていた事を考えればこの組の本命はガンバ大阪と彼は断言する。この大会は Sydney FC が出場しておりオーストラリアでも Pay TV で中継されたらしいがそれにしてもよく観ているなぁ。4月に万博競技場で行われるガンバ大阪戦は観に行けないがホームでの試合は全部観に行くとの事。その開幕戦がメルボルン Telestra Dome での全南ドラゴンズ戦だ。
彼も言っていたが A- League の開幕でサッカーの人気が高まりサッカーファンが“市民権”を得る事が出来、その効果は大きいと語る。3年前の A-League の開幕イヤァーにゲームを観戦したがそれは J-League が開幕した時の日本に雰囲気が似ていた。今は8チームの A-League だが来シーズンから2チーム増えて10チームに更に2年内に2チーム増えて12チームになる計画がある。次の Expansion では是非 Victoria 州から Geelong のクラブチームに A League 入りさせるべきと彼は言っていた。この地域イタリアやクロアチア、ギリシアと言った欧州系の移民が多いのでサッカー人気の高い地区らしい。昨シーズンの AFLの優勝チームがここをホームとする Geelong Cats だった。
仕事以外の話が随分と長くなってしまった。次にメルボルンに来るときは是非 Victory の試合がある時に来てくれ、その時は一緒に観戦し、試合後はサポーターに紹介する。出来れば Victory が ACL でベスト8に進み URAWA REDS と戦う事を願っている……… こうして私はカンタス機に乗り込みニュージーランドに向かった………
Geelong は意外にメルボルンの中心街から時間がかかり人によっては全く別の街と思っているみたいです。
一度行きましたがメルボルンのビル街とはかなり異なっていたみたいで.... 最近はここにもアジア系の移民が増えました。 昨シーズンの Cats のタイトル奪取は Victoria 州に Geelong 有りと地元の人が大いに盛り上がったとか。でもメルボルン市庁舎の前で Victory と一緒に表彰されていましたが......
クロアチア系ですが Auckland にもそのコミュニティがあるのですが彼らは岩本がいた Auckland City FC はサポートしましたが New Zealand Knights はあまり関心を示しませんでした。昨シーズンから新生 Phoenix が Wellington に移り、最終的な成績は下位に終わりましたが、試合内容は Victory サポーターをして”Knights とは全く違う。 Easy なチームではない”と言わしめるほど。名称 Ricky Herber 監督の手腕でしょうか?
コメントありがとうございました。
東アジア選手権のビデオをまだ充分に見ないまま出張に出てしまいまいましたので......
今大会、マスコミは男子の事ばかり触れていますが、北朝鮮、中国とアジアのトップレベル、世界でもベスト8レベルに入る強豪をアウェーで連破したのは大変な快挙だと思います。
しかもあの中国で。昨年のワールドカップ時には”女性にこんなブーイングを浴びせるなんて。日本政府は何をやっとるんじゃ??”と怒りを感じました。
彼女たちのほとんどはサッカーで生計を立てているのではなく、ステートアマ的な両国を破ったことは大変なことで1992年北京でのダイナスティカップで優勝をおさめた男子を思い出しました。
オーストラリアでもマチルダスは昨年の女子ワールドカップで男子に続いて決勝トーナメントに進んだことから地元専門誌では話題になっておりました。
ただ主力選手がアメリカのリーグに渡ってしまい地元で女子のリーグを設立しようとすることにややブレーキがかかるのが懸念されていました。
http://blog.goo.ne.jp/conty1ban/e/bbf3463ba8b143c38a7e77e6cf5a5881
ACL ですがアデレード ( Adelaide United ) メルボルン ( Melbourne Victory ) の関心は URAWA とゲームをすること。の様です。
そちらが述べられた様に日本勢同士での決勝戦になればいいですね。
NSL時代末期はメルボルン・ナイツやサウスメルボルンでも4ケタの動員だったのに、Aリーグになった途端、なぜ平均2万5000も集まるようになったのか?
それは民族の垣根を取っ払ったからだと、僕なりに結論付けてましたが、やはりそうだったのですね。
地元のサッカーチームを応援したいけど、ギリシャ系のチームだから、クロアチア系のチームだからのめりこむことに躊躇いのあった、英国系、ドイツ系、イタリア系の人たちがビクトリーに流れたと。
そういえば「Age」紙で見たのですが、ビクトリーのサポグループのリーダーの人もイタリア系の名前でした。
今年、セルティックでブレークしたマクドナルドもメルボルン出身で、父親は熱心なセルティックサポなんだそうですね(彼はスコットランド系ですが)。
だから彼がマザーウェル時代に最終節でセルティックに彼のゴールで勝って、レンジャーズに優勝をさらわれた時も、父親は複雑な心境だったとか。
今季、メルボルンは彼の活躍でセルティックサポが増えたかもしれません。
僕もビクトリア州第2のチームとしてジーロングが入るのに賛成です。
数日前の「Age」紙によれば、メルボルンの東の郊外に作るという話もあるようですが。
スココ、クロアチア代表に入ったディデュリカ、若手の注目スピラノビッチとジーロングは人口の割にいい選手を輩出してます。
今年のACLの過去5年との決定的な違いは既に昨年の王者浦和が決勝トーナメントから進出をする事になり日本の出場枠を増やした事です。
また浦和の活躍のおかげで国内におけるACLの価値を向上させた事です。
だからこそ私はACLの決勝戦を日本のチーム同士で戦う姿を是非とも見てみたいのでガンバと鹿島には遠征続きで体調管理も大変だと思いますが意地でも頑張って欲しいです。
(国内開催の国際タイトルマッチでH&A方式の真の面白さを堪能できるのは大変貴重な機会だと思います)
先の東アジア選手権ですがこの大会の重要度は男子と女子では相当な違いがあります。
男子はスケジュールを見ても分かる通りW杯予選を先にやってからこの大会を消化するのは疑問に感じますし、まだキャンプ中のJリーグの各クラブの負担は大変だと思います。
ですから選出した選手を見ても分かる通り選手個人やコンビネーションのテストの性格が強いので結果に対してそれ程目くじらを立てる必要は無いと思います。
(ただ残念ながら成果は乏しかったですが・・・)
そして私が今回大いに評価したいのは3戦全勝で初めて公式国際大会を制した女子の方です。
1989年に女子の国内リーグが初めて発足した時から応援しているので本当に感慨深いです。
女子は男子に比べて国際試合の数も少ないという事情もありますし、何よりもこの大会の参加国は世界の強豪の北朝鮮、五輪開催国の中国、若年層を主体に近年躍進著しい韓国とレベルの高い相手のみで弱小国は皆無です。
(北京五輪には韓国以外の3ヶ国が出場します)
アジアのサッカーは体格と歴史のハンデが有りますが男子は身近に世界レベルの国が存在しない為、地理上のハンデも更に加わります。
その点女子は身近に世界の強豪が存在するのでこの大会は非常に貴重で強化の面でも有効に機能していると思います。
それだけにこの大会を制する事は男子とは比較にならない重みがあります。
また結果以上に内容は更に素晴らしかったです。
アジア最強の北朝鮮戦は沢の芸術的なロングシュートで見事な逆転勝ちを収めたが試合の主導権は高い身体能力を活かして激しいプレッシングとサイド攻撃を駆使する北朝鮮に完全に握られ後手に回る展開になり宮間のセットプレー以外は決して褒められた内容ではありません。
(昨年のアジアMVPの北朝鮮のリ=クムスクは本当に素晴らしい選手ですね)
しかし次の韓国戦は前の試合の問題点をしっかりと修正し選手同士が近い距離で早くパスを回し、受け手の方も出足が鋭いので見事に組織として連動してました。
ボランチに起用された沢も激しいボール奪取と優れた攻撃センスを活かした展開力も見事でした。
そして圧巻だったのは中国戦です。
新世紀に入って北朝鮮にとって代わるまでアジアの女王に君臨していた中国を敵地で攻守ともに完璧な内容で勝利した試合はまるで男子が15年前のドーハで点差以上の内容で韓国を倒した試合を彷彿させました。
今まではこの逆の内容で長年中国に苦渋を嘗めてきたのでテレビで見た時は信じられない思いでした。
(たしかシュート数は28対4です)
対中国戦は今回で僅か通算4勝だけですがこの日の勝利はもしかしたら最近接近してきた日中の力関係が逆転するきっかけになるのかもしれません。
それだけに”仮想欧州”とも言える豪州代表(マチルダス)も参加する5月末のアジア杯は是が非でも真のアジア女王の座を獲得して北京に向けて強化を図ってもらいたいです。
ちなみにFWの永里優季は私と同じ出身地なのですごく期待してます。
昨年の時点ではお世辞にもメダル獲得なんて思いもしなかったが更なる早いパスワークと正確なボールコントロールそして本番で対戦が予想される欧州の高さ対策を十全に行い幸運も重なればひょっとしたらメダル獲得も決して夢ではないかもしれません。
仮にメダルを取れなくても”忍者ディフェンス”と”マッハ攻撃”で大健闘したモントリオール五輪の女子バスケットのように素晴らしい内容で世界を驚かせてほしいです。