Mr.コンティのRising JAPAN

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Asian Cup に臨む Socceroos Kewell Cahill は復帰の目処が...

2007-04-30 | Aussie & Kiwi
オーストラリアのサッカー界では今年7月に開催される ASIA CUP にはおそらく我々が日本代表に期待する以上の期待と希望を持っているに違いない。昨年のワールドカップでの好成績(と言っても勝ったのはあの日本戦だけなんだけど。)に合わせて今年ASIA CUP で好成績(おそらく優勝を見込んでいる事だろう。)を残すことが出来れば、日本のサッカーファンがJリーグ発足時に獲得できたような堂々たる“市民権”を得られるに違いない。
その ASIAN CUP への期待を担うのが長期離脱している Harry Kewell, Tim Cahill そして Grella の復帰だろう。Liverpool は公式発表を控えているが Rafael Benitez 監督はUEFA Champions League の秘密兵器として Kewell の復帰を期待しているようだ。
4月最初の Reserve Game の Sheffeld United 戦での復帰が示唆されたが Pako Ayestaran アシスタントコーチがまだフィトネスのレベルが“五輪レベル”に達していないとの判断で見送られた。
4月28日の Premier League の Portsmouth 戦か4月30日の Reserve Game の Everton 戦でのプレーが考えられそのパフォーマンスによっては5月1日の Champions League の Chelsea 戦のベンチ入りも考えられたが Portsmouth 戦はベンチ入りせずチームも 1-2 で敗れた。 しかし Liverpool のスポークスマンは “ Harry は回復に向かっておりその回復ぶりも順調そのもの“と地元紙 The Sun Herald に語っている。
“我々はその復帰時期を胸算用はしない。なぜならチームドクターとフィジコは Harry 自身が満足にそしてハッピーに復帰を果たして欲しいからだ。我々には Champions League 、Premiership そして Reserve Game を入れて数試合が残されている。
Liverpool のThe Sun Herald を通じた公式発表ではメディカルスタッフは Kewell に Go サインを出しているが彼の comeback は今 Ayestaran アシスタントコーチに委ねられているらしい。
Portsmouth 戦の復帰見送りはAyestaran コーチが Champions League 圏内の4位以内でシーズンを終える事を優先させた為と言われているがその Portsmouth 戦には黒星を喫してしまった。

オーストラリア代表監督を喜ばせるもう一つの知らせは Tim Cahill がASIAN CUP には間に合いそうだと言う事だ。Everton のスポークスマンは The Sun Herald によると “ Tim の回復具合は順調で ASIA CUPへの出場も期待出来、来季に向けての良いシーズンオフが過ごせるだろう“と語ったらしい。
Liverpool も Everton も二人の ASIAN CUP 出場は歓迎している。この二人は今季ほとんど所属先のユニフォームを着て試合に出ておらずオーストラリア代表としてASIAN CUP に出場することこそ最高の “ Recovery Program “ になると見ている。
昨年6月ワールトカップでの Croatia 戦以来どの試合にも出ていないKewell は ASIAN CUP に出場する事を既に決心していると伝えられている。
2004-05 のシーズンから代表チームの選手達は 2005 FIFA Confederations Cup, 2006 FIFA World Cupそして2007 Asian Cup と大きな大会続きで疲弊しているので、 Arnold 監督は、Kewell, Cahill の二人がフレッシュでしかもプレーする事に“飢えている”と言うことは大切な事だと語る。
しかし、怪我で Asian Cup の出場が100% 出ないのはこの二人だけではない。Serie A Parma 所属の Vince Grella は4月18日のフィオレンティーナ戦に後半36分から約10分間プレーをし3月18日シエーナ戦以来4試合振りに出場を果たした。以降パレルモ(後半23分から)カリアリ(後半34分から)連続出場を果たしはしているが ハムストリングの負傷の回復が思わしくない Newcastle United 所属のCraig Moore は4月14日の Portsmouth 戦の前半30分でベンチに下がり次節のChelsea 戦はベンチ入り出来ていない。
Arnold 監督は “ 過去からの15人の中心選手に頼るよりも35名ほどの選手を幅広く見ていかねばならない“と語っている。今年は A League の中からも積極的に代表チームに選手を招集し実際に試合で起用もしているが五輪予選との兼ね合いもある。 A League は既に2月に終了しているので5カ月以上実戦から遠ざかっていると言っても過言ではない選手もいる。それでも過去の実績にこだわるのかその時点で披露出来るパフォーマンスを優先させるのか?例えばほぼ1年間ボールを蹴っていない Kewell をスタメンで起用するのか伸長著しい Melbourne Victory の Thompson を起用するのか? Vince Grella , Craige Moore の復調に賭けるのか、Sydney FC ( 来シーズンから Perth Glory ) の若い Nicolay Topor Stanley を使うのか?
欧州組みか国内組(豪州組)かで悩むのはオシム監督の比では無い様だ..... 続く 


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1 コメント

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TBありがとうございました (まゆ)
2007-04-30 01:19:56
こんばんは!!
キューウェルが21日に復帰の可能性なんて
いう話も聞いていたので、ガックリきていました!
でもずっと試合に出ていないので、
ケガがよくなったからといってすぐに出してもらえるの
だろうかとかいろいろ考えていました。
まぁあせらずとももうすぐ・・・!?
アジアカップはしつこいようだけどホント楽しみですね!(笑)
代表の監督はどの国も大変でしょうねきっと(笑)
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