Mr.コンティのRising JAPAN

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Kewell Viduka は移籍候補 ??

2007-02-17 | Aussie & Kiwi
来週からいよいよ UEFA Champions League が再開される。今大会は中村俊輔の所属する Glasgow Celtic がベスト16に残っておりまた特別な大会となるだろう。ベスト16には England 勢、Manchester United, Arsenal, Chelsea そして Liverpool の4チームが残っている。プラティニ新会長が公約した事が実現されればこういうことは今大会が最後になる。その Barcelona と激突する Liverpool は先日すったもんだの末にアメリカ人の George Gollet Jr. と Tom Hicks に経営権が移った。そして先週はこの大一番に備えてポルトガルで合宿に入ったのだが、2月15日付けの英国紙に気になる見出しが。

“ Kewell expected to be first casualty of new Liverpool era “

直訳すると キューウェルがLiverpool 新時代の最初の犠牲者となるか?
New Liverpool era とは上記した通り経営陣が新しくなったことを指しているが、オーストラリアの英雄 Kewell の立場が微妙になっているらしい。 今回4億7千万ポンド(約1,112億円)で経営権を握った二人のアメリカ人にとってまずチームの“リストラ”を敢行すると見られている。私が予測するに2人のアメリカ人はNHL, Major League のチームの経営にも携わっているが、まず Liverpool いや Football と言うものをよく理解しているかはどうだろう? 中小クラスの企業が大会社の部長クラスや役員になれなかった長物を拾ってきて営業部長や大きな部を任せるが、9割以上の確立で結末として実際そのクラスの人間はそれまでのいきさつがわからず、ただ混乱と業績の低下を招くだけと言う結果に終わる。 Kewell の年棒がいくらかはわからないが、新経営陣からみれば今シーズンまだ1度もスパイクを履いていない高給取りは….となってきているのでは….
Benitez 監督としては選手としての苦境はよく理解しているが昨年ワールドカップでのクロアチア戦から約9ヶ月プレーしていない彼の回復振りには危惧を避けられない感じだ。 “ Harry は回復はしている。しかしこの状況下では1週間、2週間で完治するかもしれないし、それ以上かもしれない。毎日彼の状態を見る必要がある。私は彼はあと2週間で回復するだろうと言ったことがあったが、我々は本当に待って見なければならなかった。 我々は昨シーズン Kewell が怪我をした時には本当にサポートした。彼は回復後、活躍をしたがワールドカップ後また怪我に見舞われた。彼と話す前にまず怪我から回復する事が先決だ。そしてメンタル的なサポートを施さねばならない。“とコメント。どうも、 Kewel が目標としていた Champions League での復活は赤信号だ。だが、チームは Kewell 抜きでも Barcelona とは充分に戦えると。Kewell 待望論が聞こえてこない事は Kewell 自身にとってはどうなのだろう?11日のラシン戦で途中出場を拒否したエトー問題を引き合いに出し、英国紙は”そのチャンスにつけこむ“と言う様な論調があるが、その問題やロナウジーニョとの関係は解決済みとバルサ側はコメントしている。そして先日GKカニサレスとの契約を 2009年まで延長する事が締結されカニサレス自身の涙をさそったらしい。 だがライカールト監督が退団の意思を固めたとの報道もあるが。
立場が苦しくなりつつある Kewell に Thottenham Hotspur の Martin Jol 監督は興味を示す。“怪我の回復(来シーズンでのプレー)が条件で喜んでオファーを出す。”とコメントを出した。彼のポジション、2列目の左サイド、攻撃的MFのポジションには England 代表にもなった ダニー・マーフィー ( 主に真ん中でプレーするが ) 、そして Finland 人の技巧タイニオ、そして右利きながら左もこなす李栄杓がいるが。その前に今季はやや低迷している Spurs の次季監督にユルゲン・クリンスマン氏も噂されているが。
また、2月3日 Viduka, Schwarzer、Brad Jones と Socceroo 3人を抱える Middlesbrough は Arsenal 相手に 1-1 で引分けたが今季末で契約の切れる Mark Vuduka は未だ来季以降のオファーをもらってないとの事。 2004年7月に Leeds United から 450万ポンド( 約1億600万円 ) で移籍して3シーズン目を迎えるが今季は怪我の影響もあり26節が終了して出場試合数も13試合に限られている。当の本人は“今季終了までは私は Middlesbrough の選手で何かオファーが来るまで何も言うことは無い”とコメントしながらも、“今季終了後 free agent となるがそれは 1995年以来の事。おそらく良いことだと思う。”と答えている。 その 1995年とは彼がオーストラリアの Melbourne Knights から Croatia のディナモザグレブに移籍をした年だ。今年10月で32歳になる Viduka に Middlesbrough を含めてどこのクラブがどういう条件を提示するのだろう? 彼の動向を一番注視しているのは A League ではないだろうか?2年目の今シーズンも興隆を見せ、その勢いを板に付かせる為に、 Viduka の帰国はこれ以上無いきっかけになるだろう。
その時はどこのクラブでプレーをするのだろう?かつてプレーした Melbourne に凱旋帰国する為に今年の Grand Finalist の Victory に入団するのか?そして代表はどうするのだろう?  Kewell と Viduka がどういう状態で Asia Cup に臨んでくるか、日本の3連覇の鍵を握るのは間違いないところだろう。


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3 コメント

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Tありがとうございました (まゆ)
2007-02-23 22:23:02
え~~っホントですか!?
キューウェルはもうリバプールに必要ないですか!?
でもやはりずいぶん長引いているようですし
経営者が変わったという事も気になりますよね・・・
そんなぁ~(泣)
バルサ戦は、勝ったようですね!!!
しかも問題を起こしていた二人が得点した
ということで、面白いことになっていますが!!
Asia Cup、どうなりますかねぇ~・・・
どうしよう、オーストラリア代表に選ばれなかったら・・・
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大丈夫 彼は必要とされています (Mr.コンティ)
2007-02-26 13:49:50
まゆ様 大丈夫です。キューウェルは代表でクラブでも必要とされている選手です。例え Liverpool から移籍されてもプレミアを初め欧州の一流クラブは彼を必要とするでしょう。もちろん Liverpool で続けられればもっと良いのでしょうが。 アジアカップでの復活を目標にしているのではないでしょうか? 

色々検査されたとか。お体には気をつけてください。
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ホッ・・・ (まゆ)
2007-03-04 00:29:48
なるほど、キューウェルは大丈夫ですか(笑)
それを聞いてホッとしました!

はい~、もう、虚弱体質で・・・(苦笑)
どうもありがとうございます!!
Mr.コンティさんも、お体には気をつけて
ブログ、その他もろもろにうちこんでくださいね~!!
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