選手層が厚いのか?それとも日本戦だと発奮するのか?
その北朝鮮。3選手の不在を感じさせない立ち上がり。ロングパス主体のオーストラリアと異なりショートパスを多用し、1対1では、準決勝のオーストラリア戦では優位だったなでしこ達も北朝鮮DFのしつこさに手間取っているのがよく判る。
日本は16分にはオーストラリア戦では途中出場だったこの日スタメン出場の酒井がミドルを放つが正面に。しかし序盤に相手GKに飛んだボールはこれくらい。北朝鮮は運動量も豊富でなでしこ達の動く先に行くのでスペースに出すパスが出せず、足元へのパスばかり。悪い流れの中23分に先制を許してしまう。ヨ・ユン・ミンがスローインをFWリ・クム・スクに送る所を下子鶴が詰めるとヨ・スン・ミンは絶妙のタイミングで後ろにスルー。そこには矢野のマークを外れたリ・ウン・スクがフリーでおり、難なくゴールを割られた。ゴール前のこのコンビネーションは流石だった。準決勝のマチルダスでは披露できない攻撃でやられてしまった。観客席から歓声が上がる。同胞がオーストラリアにいる訳無いのにと思うとそれは韓国人が応援していた。そうか。韓国も同胞か。ここオーストラリアに在住する韓国系移民は在留邦人の2倍いや3倍以上だ。そういえば準決勝の中国戦を終えて朝鮮日報を初め韓国のマスコミは試合終了間際の判定に退場になった北朝鮮の選手達を擁護するコメントのオンパレードだった。スタンドからも“オ~ピルスン(必勝)コレア!!” の合唱が始まる。どうせなら”チョ~ソンミンシュシュィ!!” とも言ってやれよ。それとも“イギョラ!! チョ~ソンッ”とかそれとも“シュグンッ マンセェー”とか。それが出来なきゃ”テーハミングック“でも言ってやれよ。と思っていたら追加点を入れられてしまった。33分クリアーボールを拾われ、MFキム=タンシル, イ・クム・スクと繋がれ最後はMFイ・ウン・ギョンのシュートにゴールネットを揺らされた。先制点のスローインと言い、北朝鮮のチーム主将イ・クム・スクがボールに絡むとどうもピンチを招いてしまう。北朝鮮はワンタッチ、ツータッチでボールを回すので日本のプレスが掛からない。そしてエース沢になかなかボールが廻らず、ようやく沢にボールが渡っても2人、3人ですぐ囲まれてしまう。また北朝鮮DF陣もハイボールの競り合いには平気で肘を出してくる。39分にはクリアーボールを拾われて逆襲からシュートに持ち込まれる。一旦はGK福本が弾くがこぼれ球をイ・ウン・ギョンに拾われてそのままこの試合2点目のゴールを決められ、あっという間に3点差を付けられてしまった。中継していた放送席まで静まり返ってしまう。しかし、ここからなでしこ達が奮起したのか北朝鮮がペースダウンしたのか、日本の攻勢がはじまる。41分には宮間、大野と繋ぎ永里がヤン・オク・キョンとリ・スン・ボクの間に割って入りシュートを放つ。この北朝鮮DF2人は準決勝の中国戦には起用されていなかった。43分にはCKから一旦はクリアされたがそのクリアボールを酒井が拾い磯崎に繋ぐ。磯崎はゴールマウスにロブを入れそれを沢が安藤に落とす。安藤はリ・スン・ボク、ヨ・ユン・ミンの2人に挟まれながら粘って北朝鮮ゴールに流し込み1点を返した。3点差を付けられてもいや付けられたからDF安藤が攻撃参加をしたのか。う~ん。女子の方が積極的だ。前半終了間際に1点を返し、まだ2点差があるとは言え後半に向けて期待を抱かせるゴールであった。
なでしこ主導権を奪うが…..
後半、なでしこ大橋監督は得点者ではあったがDF安藤とMF大野を下げて荒川と大谷のFWを投入する。兎に角前線の数を増やして相手DFにプレッシャーを掛ける作戦か? 48分には永里が粘ってファールを貰いそのFKは沢が直接狙うがGK正面に。GKプ・ウン・フイはやはり安定感に欠けるか?51分には柳田の絶妙のクロスが荒川にわたるが惜しくも得点にならない。52分は沢がボレーを放つ等立ち上りから日本が攻勢を続ける。しかし、北朝鮮も特にエース沢には厳しいチャージで止めにかかる。60分にはキム・サン・シルのファールで沢が倒され立ち上がれず外に出されるがそれ以上はお咎めなし。だがその前に磯崎がリ・クム・スクへのタックルに対してイエローが出されるがスロービデオを見ると磯崎の足はしっかりとボールに入っていたのに。この日の主審はオーストラリア人だけど、線審は中国と韓国。日本にとって政治的には不利な組み合わせだが… 67分には沢の縦への突破から新川、宮間と繋ぎそこから大谷にクロスが送られるが僅かに合わない。その直後にはベンチから“大谷開け”と指示が飛ぶ。 北朝鮮は前半飛ばしすぎたか動きががっくりと落ちている。ここで1点差にすれば試合に勝つチャンスは断然大きくなる。しかし、ここでなでしこ達の前に立ちはだかるのが170cmのゲーム主将、キム・クム・スク。体格だけでなく、テクニックも高くスピードもあり、ここぞと言う場面ではピンチでもチャンスでも出て来る。そしてなでしこ達も77分あたりから動きが落ちてきて北朝鮮にボールを回される。ここで日本ベンチはFW大谷に替えてMF坂口を入れるが、大谷は後半から入った選手。中盤のもっと疲弊している選手を替えてやったほうが良かったのではと疑問に思う。北朝鮮は前線に2、3人残し、残りの7,8人でゴールマウスの周りを固める。新川、沢がペナルティーエリアに近づいても2がかりでマークをしかける。それでも89分、柳田からのクロスに永里がドンピシャのタイミングであわせてゴールを割る。これで1点差だ。ロスタイムは….3分と表示される。まだチャンスはある。北朝鮮も長身のFWヨン・ポク・シムを入れるがこれは攻撃と言うより日本のハイクロス封じだろう。新川のロブに永里とヤン・オク・キョンが競るがそこにGKが出て来てキャッチ。そして同点ゴールが生まれることなくタイムアップ。世界ランク7位の北朝鮮がアジア地区からワールドカップ行き3枚目の切符をものにした。 日本はまたもや日本以外で北朝鮮に勝つことが出来なかった。
8月27日。10年ぶりに女子リーグのオールスターが行われ、All West が勝った事が新聞の片隅に掲載された。
女子サッカーの取り巻く厳しい環境の表れか?いや商業主義のジャーナリズムの無い日本スポーツ界の現状だろう。
それだけにワールドカップへの最後の切符を賭けたプレーオフには頑張って欲しい。 私、女子サッカーのファンです。 なぜなら彼女達のほうが先にワールドカップへ我々を導いてくれたから。 それにしても俺は話題がずれてるなぁ。どうも時間と体力が続かず睡魔にも襲われUp Date な話題を掲載できていないなぁ。でも誰も期待していないか??? ブログ思いのままなり..
その北朝鮮。3選手の不在を感じさせない立ち上がり。ロングパス主体のオーストラリアと異なりショートパスを多用し、1対1では、準決勝のオーストラリア戦では優位だったなでしこ達も北朝鮮DFのしつこさに手間取っているのがよく判る。
日本は16分にはオーストラリア戦では途中出場だったこの日スタメン出場の酒井がミドルを放つが正面に。しかし序盤に相手GKに飛んだボールはこれくらい。北朝鮮は運動量も豊富でなでしこ達の動く先に行くのでスペースに出すパスが出せず、足元へのパスばかり。悪い流れの中23分に先制を許してしまう。ヨ・ユン・ミンがスローインをFWリ・クム・スクに送る所を下子鶴が詰めるとヨ・スン・ミンは絶妙のタイミングで後ろにスルー。そこには矢野のマークを外れたリ・ウン・スクがフリーでおり、難なくゴールを割られた。ゴール前のこのコンビネーションは流石だった。準決勝のマチルダスでは披露できない攻撃でやられてしまった。観客席から歓声が上がる。同胞がオーストラリアにいる訳無いのにと思うとそれは韓国人が応援していた。そうか。韓国も同胞か。ここオーストラリアに在住する韓国系移民は在留邦人の2倍いや3倍以上だ。そういえば準決勝の中国戦を終えて朝鮮日報を初め韓国のマスコミは試合終了間際の判定に退場になった北朝鮮の選手達を擁護するコメントのオンパレードだった。スタンドからも“オ~ピルスン(必勝)コレア!!” の合唱が始まる。どうせなら”チョ~ソンミンシュシュィ!!” とも言ってやれよ。それとも“イギョラ!! チョ~ソンッ”とかそれとも“シュグンッ マンセェー”とか。それが出来なきゃ”テーハミングック“でも言ってやれよ。と思っていたら追加点を入れられてしまった。33分クリアーボールを拾われ、MFキム=タンシル, イ・クム・スクと繋がれ最後はMFイ・ウン・ギョンのシュートにゴールネットを揺らされた。先制点のスローインと言い、北朝鮮のチーム主将イ・クム・スクがボールに絡むとどうもピンチを招いてしまう。北朝鮮はワンタッチ、ツータッチでボールを回すので日本のプレスが掛からない。そしてエース沢になかなかボールが廻らず、ようやく沢にボールが渡っても2人、3人ですぐ囲まれてしまう。また北朝鮮DF陣もハイボールの競り合いには平気で肘を出してくる。39分にはクリアーボールを拾われて逆襲からシュートに持ち込まれる。一旦はGK福本が弾くがこぼれ球をイ・ウン・ギョンに拾われてそのままこの試合2点目のゴールを決められ、あっという間に3点差を付けられてしまった。中継していた放送席まで静まり返ってしまう。しかし、ここからなでしこ達が奮起したのか北朝鮮がペースダウンしたのか、日本の攻勢がはじまる。41分には宮間、大野と繋ぎ永里がヤン・オク・キョンとリ・スン・ボクの間に割って入りシュートを放つ。この北朝鮮DF2人は準決勝の中国戦には起用されていなかった。43分にはCKから一旦はクリアされたがそのクリアボールを酒井が拾い磯崎に繋ぐ。磯崎はゴールマウスにロブを入れそれを沢が安藤に落とす。安藤はリ・スン・ボク、ヨ・ユン・ミンの2人に挟まれながら粘って北朝鮮ゴールに流し込み1点を返した。3点差を付けられてもいや付けられたからDF安藤が攻撃参加をしたのか。う~ん。女子の方が積極的だ。前半終了間際に1点を返し、まだ2点差があるとは言え後半に向けて期待を抱かせるゴールであった。
なでしこ主導権を奪うが…..
後半、なでしこ大橋監督は得点者ではあったがDF安藤とMF大野を下げて荒川と大谷のFWを投入する。兎に角前線の数を増やして相手DFにプレッシャーを掛ける作戦か? 48分には永里が粘ってファールを貰いそのFKは沢が直接狙うがGK正面に。GKプ・ウン・フイはやはり安定感に欠けるか?51分には柳田の絶妙のクロスが荒川にわたるが惜しくも得点にならない。52分は沢がボレーを放つ等立ち上りから日本が攻勢を続ける。しかし、北朝鮮も特にエース沢には厳しいチャージで止めにかかる。60分にはキム・サン・シルのファールで沢が倒され立ち上がれず外に出されるがそれ以上はお咎めなし。だがその前に磯崎がリ・クム・スクへのタックルに対してイエローが出されるがスロービデオを見ると磯崎の足はしっかりとボールに入っていたのに。この日の主審はオーストラリア人だけど、線審は中国と韓国。日本にとって政治的には不利な組み合わせだが… 67分には沢の縦への突破から新川、宮間と繋ぎそこから大谷にクロスが送られるが僅かに合わない。その直後にはベンチから“大谷開け”と指示が飛ぶ。 北朝鮮は前半飛ばしすぎたか動きががっくりと落ちている。ここで1点差にすれば試合に勝つチャンスは断然大きくなる。しかし、ここでなでしこ達の前に立ちはだかるのが170cmのゲーム主将、キム・クム・スク。体格だけでなく、テクニックも高くスピードもあり、ここぞと言う場面ではピンチでもチャンスでも出て来る。そしてなでしこ達も77分あたりから動きが落ちてきて北朝鮮にボールを回される。ここで日本ベンチはFW大谷に替えてMF坂口を入れるが、大谷は後半から入った選手。中盤のもっと疲弊している選手を替えてやったほうが良かったのではと疑問に思う。北朝鮮は前線に2、3人残し、残りの7,8人でゴールマウスの周りを固める。新川、沢がペナルティーエリアに近づいても2がかりでマークをしかける。それでも89分、柳田からのクロスに永里がドンピシャのタイミングであわせてゴールを割る。これで1点差だ。ロスタイムは….3分と表示される。まだチャンスはある。北朝鮮も長身のFWヨン・ポク・シムを入れるがこれは攻撃と言うより日本のハイクロス封じだろう。新川のロブに永里とヤン・オク・キョンが競るがそこにGKが出て来てキャッチ。そして同点ゴールが生まれることなくタイムアップ。世界ランク7位の北朝鮮がアジア地区からワールドカップ行き3枚目の切符をものにした。 日本はまたもや日本以外で北朝鮮に勝つことが出来なかった。
8月27日。10年ぶりに女子リーグのオールスターが行われ、All West が勝った事が新聞の片隅に掲載された。
女子サッカーの取り巻く厳しい環境の表れか?いや商業主義のジャーナリズムの無い日本スポーツ界の現状だろう。
それだけにワールドカップへの最後の切符を賭けたプレーオフには頑張って欲しい。 私、女子サッカーのファンです。 なぜなら彼女達のほうが先にワールドカップへ我々を導いてくれたから。 それにしても俺は話題がずれてるなぁ。どうも時間と体力が続かず睡魔にも襲われUp Date な話題を掲載できていないなぁ。でも誰も期待していないか??? ブログ思いのままなり..
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