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本・加納朋子 「はるひのの、はる」 

2013-10-10 06:20:21 | 図書館本 読書備忘録 
                 読書備忘録 

         はるひのの、はる

 内容(「BOOK」データベースより)
ある日、僕の前に「はるひ」という女の子が現れる。「未来を変えるために、助けてほしい」と頼まれた僕は、それから度々彼女の不思議なお願いを聞くことになり…。時を越えて明かされる、温かな真実。切なくも優しい連作ミステリー。

 「無菌病棟より愛をこめて」を読んでいたから・・・だから?って思ったけれどあとがきに、それは違う。と書いてあった。
佐々良シリーズ最後の作品だそう・・・が、「ささらさや」「てるてるあした」を読んでいなくていきなりの最終章!

あっちこっちに迷ってしまって、あれ?あの人はさっき?・・・あれ?が続いた不思議なお話

読んでいうるうちに、あーそういうこと? そして・・・私の中のばらばらが、わぁー!みんなつながった。

ふっと何かがいる気がして、やっぱり気のせいか、とか。ほんの一瞬だけ、寒気を感じたり、鳥肌がたったり。暗闇で、あ、何かにぶつかるって思わせたり。その程度なら、大抵の人にはできるのよ・・・えー、そうなんだ。やっぱり!

時空を超えて・・・本当は死んじゃっているのよね?でも、本当に生きている!時間をグニャリ!

はるひ野駅・・・あった~ 


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本・平安寿子 「こんなわたしで、ごめんなさい」 

2013-10-09 05:54:59 | 図書館本 読書備忘録 
                  読書備忘録 

         こんなわたしで、ごめんなさい

 内容(「BOOK」データベースより)
欠点や弱点、悪い癖を自分から引きはがせずに、あがく女たちの悲喜こもごも。ユーモラスでシニカルな「平節」炸裂の短編集!名手の傑作コメディ7編!

  婚活の外へ / どうか小さな幸せを / イガイガにチョコがけするのも年の功 / 自然の法則に従って / じれったい美女 / カワイイ・イズ・グレート! / こんなわたしで、ごめんなさい

どうか小さな幸せを
巨乳って大変なのね・・・

じれったい美女
スーパーモデルはみんな、猛禽類みたいな目をしている。・・・やっぱり!!!・・・スーパーモデルに限らず、テレビや雑誌の人は、みんな必死がみなぎっている。

カワイイ・イズ・グレート!
これ、いちばん!案外はまるかも、デコデコ、フリフリ 

こんなわたしで、ごめんなさい
謝ることを覚えてよかったよかった・・・

おもしろかったぁ~~~


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本・森沢明夫 「ミーコの宝箱」 

2013-10-08 06:23:03 | 図書館本 読書備忘録 
                読書備忘録 

       ミーコの宝箱

 内容(「BOOK」データベースより)
生まれてすぐに両親に捨てられ、祖父母に育てられたミーコの特技は、毎日、「小さな宝物」を見つけること―。孤独と不安のなかにも、一縷の希望を探し続けるミーコの半生を、祖父、同級生、教師、ボーイフレンド、そして愛する娘・幸子の視点で切り取った感涙のハートフル・ストーリー。

 行ったんだね・・・ 虹の岬の喫茶店 

第一章 ミーコとナベちゃん
ミーコは・・・えーーー SMの女王で介護士
導入にしてはすごいわね、何が始まるのだろう? ナベちゃんはお客さん・・・SMの。
もう来られなくなるからと最後にたくさんたくさんお話をします。このお話を聞き、私はこの本をイッキヨミしました。

第二章 神原泰三とシリウス
神原泰三はやさしいやさしいミーコのおじいちゃん

第三章 下山久美とビー玉
下山久美はちょっと寂しい小学校の同級生

第四章 井川奈々とアロマポット
井川奈々は中学校の保健室の先生

第五章 浅利文也とマフラー
浅利文也はサークルの飲み会で酔っ払って放置されていたところをミーコに救われた大学生

第六章 黒木竜介とハンチング
黒木竜介はミーコの働くデリヘルの経営者・・・のちに・・・

第七章 チーコと工芸茶
チーコはミーコの娘・・・大きくなったのね。優しい子に育ちました。
おばさんはうれしいです。 

あとがき
モデルがいたのね。あえて断る、フィクションと。

キラキラ・・・見えましたよ。 


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本・群ようこ 「妖精と妖怪のあいだ 平林たい子伝」 

2013-10-07 06:23:50 | 図書館本 読書備忘録 
                  読書備忘録 

         妖精と妖怪のあいだ―平林たい子伝 (文春文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
林芙美子とカフェの女給をしながら原稿を売り歩き、男と一緒に大連へ渡り、売れっ子になっても次々と恋をして…。そんなたい子に振り回される男たち、「たとえ女賊になるにしても、一流の女賊になるんだぞ」と逆に励ます父…。昭和の女傑作家、平林たい子の素顔を、ご存じ“群流”視点で見つめた傑作評伝。

 知りませんでした。群さんが書いているから読んでみた。

まぁ  ずいぶんといろんなことがあって・・・

レストランで働いていた時「あら、いらっしゃませ」と嬌声を上げて科を作るより、「おう、お前、来たか」と無愛想に目でいうような態度・・・群さん流?

で、そんなこんなでもう三十歳くらいになったのかな?と思いきや、まだ十九歳!

第六章 力尽きる は圧巻だった。

人生は「清く正しく美しい」ことばかりではないと、「それいゆ」を愛読しているお嬢さんたちに、ひとこといっておきたかったのだ。

ネコの話・・・「ネコが年をとると、だんだん図々しく無気味になってくる。女もうっかり年をとると、似た性格を帯びてくる」

新聞の懸賞小説に当選した時は石川達三と一緒だったと書いてあった。石川達三は読んでいたけれど平林たい子はやっぱり知らなかった。

小学校から一緒だった伊藤千代子は二十四歳で亡くなってしまったのね。

深いっ!・・・でも作品を読んでみようとは思わなかった。


余談:10年ほど前「清く、正しく、美しく」を見に行くのに借金しているって噂で聞いていたお母さんが、国道沿いにある”はっじっめてぇ~の~〇〇〇~”からうれしそうにお財布にお金を入れながら出て来た時にばったりとしたことがあった。あー!と言ったら、でへぇー!と笑った。噂は本当だったのかな?なんて思ったことを思い出した。


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国の重要文化財 高麗家住宅

2013-10-07 05:52:33 | 建造物 東京・埼玉・千葉・神奈川










これは桜?って見ていたら、地元の方がこの枝垂桜は見事です。咲いた頃またどうぞ。と・・・

 



「埼玉県
江戸中期/1601-1700
桁行14.3m、梁間9.5m、入母屋造、西面庇付、茅葺
1棟
埼玉県日高市大字新堀850番地
重文指定年月日:19710622
国宝指定年月日:
重要文化財
高麗神社の神官を代々勤めてきた家の住宅で高麗神社境内にある。
建物は間口のわりに奥行が深く、一般農家より土間がせまい。 埼玉県下の民家としては非常に古く、しかも保存がよい。」 文化庁ホームページより

 

 

 

巾着田の帰りはJR高麗川駅からだから、坂道を登って、山登りする人が左に折れるところまっすぐ進んで、これであってるかしら?道祖神に心を和まされ、たぶんよろしいと進む。
やっと高麗神社に到着。ここまで来ればもう少し。お参りして裏手にある、神社の神官を勤めてきた重文の高麗家住宅を見学。
あとは要所要所に現れる道しるべに従って、駅へ・・・来年も来ようっと!!!

2万歩近くの秋のお散歩でした。

道すがら、栗林がたくさあった。栗の販売をしていたのをみつけたのだけれど、まだ先でも売っているよね?なんて言っていたら・・・なかった。大きくてりっぱで美味しそうな栗だった~・・・来年は絶対に買って帰る。

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本・アンソロジー 「いつも一緒に 犬と作家のものがたり」

2013-10-06 06:53:51 | 図書館本 読書備忘録 
                  読書備忘録 

         いつも一緒に: 犬と作家のものがたり (新潮文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
この犬と生きていこう。そう決めた日のことを覚えている。元気な吠え声、かしこそうな瞳、純真なたましい。子どものようにはしゃいだかと思えば、時には親のように見守ってくれた。天に召されてからもずっと、あの子が心を離れることはない―。19人の作家がつづる、愛犬との出会い、日々の喜び、避けられない別れのとき。やさしく切ない思いが胸を締め付ける、犬をめぐるエッセイ集。

 ワンコと一緒に暮らすのはあきらめていた・・・け・れ・ど。。。

小路さんと原田さんのお話がとてもよかった。感動した。

訓練してあるから、ダメな事はダメ!でも犬だって生理的なものは我慢の限界ってもんがあるからね、怒られてもおこられても、これからはいい子でいます・・・
健気でかわいすぎる。終わりがあるのはわかっているけれど、家族がいなくなるわけだから・・・

訓練された犬は人間よりずっとできている。見習おうっ!たって今更・・・残りの少ない人生だけど・・・愛


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本・林真理子 「秘密のスイーツ」

2013-10-05 07:13:58 | 図書館本 読書備忘録 
                 読書備忘録  

        秘密のスイーツ

 内容(「BOOK」データベースより)
「人のために何かするって、どうしてこんなにうれしいんだろう」不登校の小学生・理沙と、戦時下を生きる雪子。時代を超えて結ばれた二人の友情。

 児童書

不登校の理沙がある日神社で穴を見つける。その先は終戦間際・・・

理沙の成長物語

おばあちゃんになっている雪子とあえるかな? 


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本・吉田篤弘 「百鼠」 「78」 

2013-10-04 06:41:27 | 図書館本 読書備忘録 
                 読書備忘録 

         百鼠

 内容(「BOOK」データベースより)
僕らは空の上から物語を始める。神様でも天使でもないけれど。笑いと哀しみをくぐりぬける三つの小さな冒険。

 一角獣 / 百鼠 / 到来

一角獣
兄妹同士? カーブミラーにバッジ、拾った自転車を修理に出したら高かったのね?
誰かが、「じつは、水面下で」と話し始めたら、その先にはあまり明るい話題がないものと考えていい。

百鼠
一人称と三人称
地上の人が百鼠ってなんですか?って聞いたら、雲の蜂と・・・むむむ

到来
むむ、むずかしい・・・ が・・・途中でやめなくて良かった。到来を読んで・・・あ!
中村君が中村屋のインドカレーが好きだから中村屋君だって・・・私は高村君をコータロー君と呼んでいました。と、どうでもいいことを言ってみる。


               78(ナナハチ)

 内容紹介
その昔、世界は78回転で回っていた??。
「78(ナナハチ)」という名の一風変わったSP盤専門店を主たる舞台に、置き手紙を残して失踪した店主、常連客の若者?ハイザラ・バンジャック、二人が思いを寄せる女性・カナが主な触媒となって、大昔の伝説のバンド「ローリング・シェイキング&ジングル」、〈失意〉を抱える作家、中庭と犬をこよなく愛する老人、未完の曲を探すチェリストの息子、「夜の塔」に棲む七姉妹などの物語が不思議な連鎖を見せ、ある種、巨大な一枚絵のごときものとして立ちあがる、まったく新しい物語長編。

 導入にすごく惹かれて読んでいった・・・あ、つながっている。

ハイザラ?・・・あだ名がいい。私も密かにあだ名をつけているけれど、センスが・・・ 見習おうっ!で、楽しもう!

「街」=「町」の話に ふむ 

ガルガンチュワの話に うむ  ガルガンチュワ = 帝国ホテル だったから・・・


吉田篤弘さんのお話は・・・ちょっと、あーた、わかってんの? と自分に聞いたりしながら読むんだけれど、わかっているんだかどうだかわからずに読んでいるみたいね。と、まるでヒトゴト  でも惹かれて読むんです。ってところがとっても不思議。


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本・黒野伸一 「経済特区自由村」

2013-10-03 07:26:46 | 図書館本 読書備忘録 
                 読書備忘録 

        経済特区自由村 (文芸書)

 内容(「BOOK」データベースより)
外食産業と提携し、ブロイラー養鶏場を経営したものの、度重なる設備投資で借金まみれ。あげく追加投資を勧めた営業マンを突き飛ばし、鈴木明男は自家用軽トラックで逃亡した。「殺してしまった…」たどり着いたのは人里離れた山奥の神山田村。昔ながらの農法で、自然と共存している素晴らしい村だった。村の物知り・こなたばあちゃんの世話になりつつ暮らし始めた明男は、金を使わない暮らしを提唱するフリーエコノミー&エコロジー、略してFEEのリーダー・民人と出会う。都会からやってきた村人たちは彼に賛同しているようだ。彼は何者なのか?FEEの目的は?

 あーなるほどね。あのときの子が・・・そういうことでしたか・・・

最後まで村に残っていた こなたさん とても魅力があります。もともと農家ではなかったのね。

ある男のクロニクルは民人のことだとわかって読んでいたけれど、こんなに大変な子供時代を送っていたとは・・・

サヴァン症候群か?って・・・

やっぱり震災がきっかけ!いろんなところで、いろんな人が、いろんなことを考えています。何もかもうまくいくことはないと思うけれど、忘れてはいけないこと。
この国は地震国、いつどこで起こってもおかしくない。ゆえに速やかな復興が・・・縦割り行政って・・・  


一時、白いもんはダメ、牛乳はやめて豆乳にしなさい!ってこともあった。で、乳牛の話もちょっとでていた・・・豆乳と言われてもその大豆はというと・・・子育て中は中途半端な情報で混乱していた。

ファストフードね・・・さもありなん!


余談:
ただいま知り合いが腐ったらやめると実験中(この実験はそこいらじゅうでやっている人っていますよ)・・・まだやっているのね?腐らないんだぁ・・・

本屋さんで物色中 
小麦は食べるな! って本が積まれているのを発見!さっくり立ち読みした・・・だけど・・・パンは大好物だし、ケーキもパスタもうどんもたこ焼きだってお好み焼きだって好きだから・・・
米粉パンも食べるけれど、小麦製品を絶つなんてことはできない。。。だから、さっくりでも読まなかったことにした。ちゃんと読んだら他の事が書いてあったのかもしれないけれど、題名が題名だから結構手にとって立ち読みしている人がいた。でもレジまではたどり着けずにいた。

こんなに美味しいものを食べないなんて、すでに半世紀も人間やっている私は、好きなもの食べてあばよー!で、いいよ!ただ子供たちの安全は、先に生まれた者として守らなくてはいけないとは思っている。


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9月の池の平湿原

2013-10-03 06:30:16 | ときどき森へ・・・




 

 

前回はカモシカがドーンッといたけれど、カモシカ君は駐車場近くに下りて来ていたから行けなかったいちばん高いところまで行って来た。と言ってもあのときのカモシカとは限らないわけで・・・

          

 

 







                  鏡池 

上から鏡池を見て・・・登ったねー・・・満足

   

慣れたってことで・・・すたこらさっさ 

   

   

   

   

     





到着した時駐車場はがらがらだったのに、下りて来たらほぼ満車 

出るときにご挨拶したら、又来てくださいね~って言っていただいた。

又来ます。   

私と同じくらい働き人が気に入ってくれたから良かった。運転手は君だっ!

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本・近藤史恵 「ふたつめの月」

2013-10-02 06:55:35 | 図書館本 読書備忘録 
                 読書備忘録 

        ふたつめの月 (文春文庫)

  内容(「BOOK」データベースより)
契約社員からようやく本採用になった矢先、解顧をいいわたされた久里子。心から喜んでくれた両親の手前、出社するふりをしては日中ぶらぶらと暇をつぶす毎日を送っていた。ある日、偶然すれ違った元同僚の言葉に不審な点が―もしかして私、自分から辞めたことになってる?近藤史恵版『隅の老人』第二弾。

 「時間は、不思議だ。ほんの一週間前まではあれほど自由な時間が欲しいと思っていたのに、いざ手に入ってみると、それは鉄の枷のように重く、久里子の上にのしかかっている。」

首になっちゃったから・・・家族に言えないし、時間つぶしをして・・・

そう、そんな話しってないっ!はめられた・・・

でも、本屋さんのお仕事もいい人ばかりで楽しそう。いいじゃない、専門学校で習ったことが生かせなくても・・・

赤坂さんもやっぱり何か考えていた・・・淡い月の光を・・・
三泊二日で日本帰ってきてきちんとお話をって・・・弓田くんともうまくいきそうだし。

二匹のワンコもかわいいし・・・「賢者はベンチで思索する」につづき、」楽しめた。


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本・三島由紀夫 「暁の寺一豊饒の海(三)」 

2013-10-01 07:18:23 | 図書館本 読書備忘録 
                読書備忘録 

        暁の寺―豊饒の海・第三巻 (新潮文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
「暁の寺」はエキゾチックな色彩的な心理小説。各巻20歳で夭折する主人公は、すでに第一巻の貴公子から第二巻で愛国少年に、さらにこの巻ではタイの王女月光姫へと生れかわった。

 まだ可愛い姫が本多にすがって、日本に連れて行って・・・タイの景色。その後のインドのガンジス川の景色。ふむふむと読んでいたのだが・・・

欲望の巻? 写真本立ち読み男にしろ・・・

本多は覗き趣味の変態? 小男が現れたとき、そうそうそうだった。そんなこともあったんだわ・・・

ジン・ジャンは死なない?と読んでいたら、最後の最後に晩餐会に来ていたジン・ジャンと思しき夫人は双子姉で、ジン・ジャンはコブラに噛まれ死んだと・・・

輪廻転生 最終刊ではどうやって現れるのだろう。


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