



翻訳・書評活動で日本に「ヤングアダルト=YA」を根づかせた第一人者・金原瑞人が選んだ傑作9編に、作家・三浦しをんが日本文学から選んだおすすめの名作1編をくわえた、YAアンソロジーの決定版!!本書で初めて文庫収録された作品を含む、ここでしか読めない“心に響く”珠玉の短編セレクション・シリーズ第二弾。巻末には、「選者」二人による特別対談を収録。

真菜の来た夏 あさの あつこ
雨坊主 芦原 すなお
きみに連帯のメールを 石井 睦美
げた箱は魔法のクスリ 大島 真寿美
白いタンポポ 加納 朋子
愛生園 川島 誠
窓 松村 栄子
フェスティバル 森 絵都
月蝕 山尾 悠子
花筐 檀 一雄
三浦しをん×金原瑞人特別対談
良かったのは・・・
真菜の来た夏・・・真菜ちゃん、泣いていいのよ。
げた箱は魔法のクスリ・・・いいお話 おクスリはビタミン剤だったのよ。ニシダくんの言うとおり、ゲタ箱ってさ、ほんとに、魔法のクスリだったよ。
愛生園・・・その名の児童養護施設の話。「出て来いよ、この世の中、作ったやつ」 ほんとね

窓・・・予備校の窓から見えたのは病院の屋上。わっ!そうなっちゃったの?
フェスティバル・・・あら!そんなことになったの?ジジ枯山の占いが外れ、カップルの数が増えていた?可愛いこと。
