ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・群ようこ 「妖精と妖怪のあいだ 平林たい子伝」 

2013-10-07 06:23:50 | 図書館本 読書備忘録 
                  読書備忘録 

         妖精と妖怪のあいだ―平林たい子伝 (文春文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
林芙美子とカフェの女給をしながら原稿を売り歩き、男と一緒に大連へ渡り、売れっ子になっても次々と恋をして…。そんなたい子に振り回される男たち、「たとえ女賊になるにしても、一流の女賊になるんだぞ」と逆に励ます父…。昭和の女傑作家、平林たい子の素顔を、ご存じ“群流”視点で見つめた傑作評伝。

 知りませんでした。群さんが書いているから読んでみた。

まぁ  ずいぶんといろんなことがあって・・・

レストランで働いていた時「あら、いらっしゃませ」と嬌声を上げて科を作るより、「おう、お前、来たか」と無愛想に目でいうような態度・・・群さん流?

で、そんなこんなでもう三十歳くらいになったのかな?と思いきや、まだ十九歳!

第六章 力尽きる は圧巻だった。

人生は「清く正しく美しい」ことばかりではないと、「それいゆ」を愛読しているお嬢さんたちに、ひとこといっておきたかったのだ。

ネコの話・・・「ネコが年をとると、だんだん図々しく無気味になってくる。女もうっかり年をとると、似た性格を帯びてくる」

新聞の懸賞小説に当選した時は石川達三と一緒だったと書いてあった。石川達三は読んでいたけれど平林たい子はやっぱり知らなかった。

小学校から一緒だった伊藤千代子は二十四歳で亡くなってしまったのね。

深いっ!・・・でも作品を読んでみようとは思わなかった。


余談:10年ほど前「清く、正しく、美しく」を見に行くのに借金しているって噂で聞いていたお母さんが、国道沿いにある”はっじっめてぇ~の~〇〇〇~”からうれしそうにお財布にお金を入れながら出て来た時にばったりとしたことがあった。あー!と言ったら、でへぇー!と笑った。噂は本当だったのかな?なんて思ったことを思い出した。


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国の重要文化財 高麗家住宅

2013-10-07 05:52:33 | 建造物 東京・埼玉・千葉・神奈川










これは桜?って見ていたら、地元の方がこの枝垂桜は見事です。咲いた頃またどうぞ。と・・・

 



「埼玉県
江戸中期/1601-1700
桁行14.3m、梁間9.5m、入母屋造、西面庇付、茅葺
1棟
埼玉県日高市大字新堀850番地
重文指定年月日:19710622
国宝指定年月日:
重要文化財
高麗神社の神官を代々勤めてきた家の住宅で高麗神社境内にある。
建物は間口のわりに奥行が深く、一般農家より土間がせまい。 埼玉県下の民家としては非常に古く、しかも保存がよい。」 文化庁ホームページより

 

 

 

巾着田の帰りはJR高麗川駅からだから、坂道を登って、山登りする人が左に折れるところまっすぐ進んで、これであってるかしら?道祖神に心を和まされ、たぶんよろしいと進む。
やっと高麗神社に到着。ここまで来ればもう少し。お参りして裏手にある、神社の神官を勤めてきた重文の高麗家住宅を見学。
あとは要所要所に現れる道しるべに従って、駅へ・・・来年も来ようっと!!!

2万歩近くの秋のお散歩でした。

道すがら、栗林がたくさあった。栗の販売をしていたのをみつけたのだけれど、まだ先でも売っているよね?なんて言っていたら・・・なかった。大きくてりっぱで美味しそうな栗だった~・・・来年は絶対に買って帰る。

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