読書備忘録
内容(「BOOK」データベースより)
老いも目前。元気すぎる母にふりまわされ、ほころびだらけの世の中を嘆きつつも、「日々、ひっそりと」気楽な一人暮らし。共感と笑いを呼ぶ日常小説。
途中で・・・これは誰の本でしたっけ?と、思った。
作家であるソノミと母親そして母親の妹である叔母のお話 ・・・ そうでした。日常小説とかいてありましたね。だから、何も起こらない、ぐちっぽいお話。
どうなんのかな?って、読んでいたら、終わっちゃった。
死んだとたんに生ゴミのようになってしまう・・・焼き場が混んでいて、何日もドライアイスを入れて待たされたって・・・生ゴミかぁ~
年末に祖母が亡くなった時も、ずい分と待たされてこんな思いをしたのを思い出した。家に居たの、ずっと。
葬儀屋さんが毎日ドライアイスを入れに来ていた。新年になって焼き場が開いてもたくさんお待ちだったから順番がくるまでずい分と待った。
だから、仏様のいる前で年末に死ぬのはやめて、正月明けまでこらえよう。なんてことを言っていた。
もう、間延びしちゃって。焼き場ではなんだかあちこちで笑いが漏れていた。どちら様も待ち待ったってことだったのですよ。きっと・・・
そういえば、姑の時は何人もの方とご一緒に大きな冷蔵庫の中に・・・うっかり入っちゃって、これは全部死体ですか?って当たり前の事を聞いた。たまにそこに閉じ込められる夢を見ることがある。不思議と怖くない夢。
”キーボードを叩いているときには、脳の動きは特に活性化せず、手書きにしたとたんに、脳全体がわーっと活性化し始めたのだそうだ。指を使う作業のすべてが、脳にいいわけではないらしい。”と書いてあった。
そうね・・・字を書くのはお買い物メモくらいかな?になっているから ドキッ!とした。さぁ字を書きましょう。
天声人語を書き写すのが流行っているって聞いたけれど、別にわざわざそんなことしなくたって、字を書けばいいわけだから・・・この前のそれは、なにこれ?こんなこと?なんてことが書いてあって驚いた。読むだけ
書かないと確かに字は汚くなる。それに漢字も忘れる。・・・お勉強になりました。
スーパーのレジは私もレジのパートさん選んで並ぶ一人です。たとえそこだけ同じような考えで並んでいるのかな?と行列が長くても、急ぎじゃなければその方のところに並びます。
作家ソノミさんの作品は王道からかなりはずれた、それもすきま産業だと思っているんですって。だからあっという間に読めて、「ああ、面白かった」といってもらえればいいそうです。とにかく本を読んでくれたらいいんです。って・・・買わなくてごめんなさい