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本・津村記久子 「ウエストウイング」

2013-01-02 06:28:56 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           ウエストウイング

 内容(「BOOK」データベースより)
職場の雑事に追われる事務職のOL・ネゴロ、単調な毎日を送る平凡な20代サラリーマン・フカボリ、進学塾に通う母子家庭の小学生・ヒロシ。職場、将来、成績と、それぞれに思いわずらう三人が、取り壊しの噂もある椿ビルディング西棟の物置き場で、互いの顔も知らぬまま物々交換を始める。ビルの隙間で一息つく日々のなか、隠し部屋の三人には、次から次へと不思議な災難が降りかかる。そして彼らは、図らずも西棟最大の危機に立ち向かうことに…。

 読み難くなかなか進まない。登場人物に興味を抱いているのだけれど、進まない。

たとえば・・・行きたい場所が見つかって、さ!行きましょう♪ と、意気込んで歩くのだけれど、頭だけ先に行って、体があとからついて来る。 そんな感じ。

どんな危機に立ち向うのかと思っていたけれど・・・あれ?あれのこと?

水難は長かったです。いつ終わるかと思っていました。そんなところにあるビルって・・・解体したほうがいいと思います。だってまた雨が降ったら通れなくなるでしょ?と、外野でがやがや言ってみる。

たった一つのビルに出入りしている人たちのお話。水難の時にはなんだかわけのわからない商売を始めたり・・・よくもそんなことが思いつきますこと!あっぱれ!

トイレで出産しちゃったり・・・どたばたしていました。幽霊の話は面白かったけれど、あっさりネゴロにやられちゃったね。

まぁなんと言うか、物置になんか行っていたもんだから大変なめにあっちゃったのよ。でも、そこで例の3人だった?ってことに・・・

なんだかんだと気がついたら読み終っていた。


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