福さま出演の映画『掌の小説』が
3/27~公開になるようですね。
福さまは第3話の『日本人アンナ』にご出演。
詳しくは ☆ コチラ ☆
予告もちょろっと見れますよ。
みなさま観に行きます?
ってか、あたしが行ける映画館でやってくれるのかな?
第11回
『土佐沸騰』
安政七年。
弥太郎は藩の金100両を使い込み、
お役御免で長崎から土佐に戻って来る。
江戸では桜田門外の変が起こり、
水戸の浪士たちの手によって大老・井伊直弼が暗殺。
「幕府が帝を蔑ろにして、異国を受け入れた報いじゃ!!
水戸の浪士たちと同じ刀で、
わしらも世の中をひっくり返すことが出来るぜよ!!」
武市道場で武市が声を上げる。
その様子を見ていた龍馬。
「武市さんが今やろうとしていることは、
吉田さまを辞めさせるっちゅうことですか?
誰か上士に喧嘩を売る者が出たら、
どうするがですか?」
「龍馬、おまん変わったの。」
そんな中、事件が起きる。
武市の門弟・池田虎之進が弟を上士に殺されたことに怒り、
上士を斬り殺した。
武市の門弟たちは道場に池田を匿って立て籠もる。
上士も下士と戦うつもりで集まり、
両者は一触即発の状態に。
武市は道場に集まった門弟たちを止めるが、
聞き入れられない。
「上士に怯むことはないと言ったのは先生です!!
わしらが水戸浪士と同じ刀を持ちようがは、
この日のためじゃ!!」
と以蔵に言われてしまい、一言も返せない武市。
その間に入ったのは龍馬。
龍馬は自分の刀を以蔵に預け、
道場に乗り込んで行き、
自分が丸腰で上士と話しをつけると出て行く。
上士側では吉田東洋が上士たちを諫めていた。
「頭を冷やせ。
下士どもは捨て身じゃ。
いきなり乗り込んで行ったら斬り合いになるだけじゃ。」
そこへ乗り込んで行った龍馬は東洋と対面。
「このままでは、土佐が真っ二つに別れて
殺し合いになるがです。
御公儀に知れたら藩はお取り潰しになります。
それでも、良いと言われるがですか?
話し合いに応じてもらえませんろうか?」
東洋は後藤象二郎、武市と話し合うことに。
上士下士ともお咎めなし。
しかし池田虎之進は切腹させることで決着。
切腹に納得が行かない龍馬。
「世の中には思うようにいかんことが
山のようにあるがじゃ。
わしは腹を斬れ言われても嬉しゅうないがじゃ。
死んだら、終わりぞ。」
龍馬の元を訪ねる武市。
「虎之進を殺したのは、わしぜよ。」
悔やむ一方で、
「土佐中の下士を一つにまとめて、
一代勢力を作るがぜよ!!」
そこへ龍馬も加わって欲しいと頼む。
「武市さんは、異国から日本を追い出すと言いながら、
やっていることは吉田さまとの喧嘩じゃ。
もう土佐の中で争う暇はないぜよ。」
「喧嘩をせんと、世の中を変えることは無理だがじゃ。」
一方、丸腰で上士の中に乗り込んだ龍馬は、
吉田東洋に見込まれた。
「坂本。おんし、明日から登城せい。
上士に取り立てたるいうことじゃ。」
「ちっくと、待ってっつかぁさい。
まっこと、ありがたいお話ですけんど、
答えは待ってつかぁさい。
あまりのことに、頭がボーっとしとりますき・・・」
龍馬は返事を保留した。
家に戻った龍馬は乙女に言う。
「わしは、息が詰まりそうでの。
ここは土佐じゃ。
わしが産まれ育った所ぜよ。
けんど、どんどんわしの居場所が
のうなって行くような気がするき。」
龍馬を訪ねて男達がやって来た。
言った先には武市の元に集まった下士たちが。
武市は土佐勤王党を立ち上げた。
そして土佐での最初の血判を龍馬に頼む。
「おまんなしにはいかんぜよ!!」
あぁ・・・武市・・・(-_-;)
もう誰にも止められないのか?
龍馬、どうするんだ?
それにしても弥太郎はさすが!!
藩の金を使い込み出戻りか(笑)
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