第9回
『命の値段』
安政三年。
龍馬は再び江戸へ。
千葉道場に挨拶に行き父の死を報告。
「人はいずれ死ぬ。
だから、死に甲斐のある生き方をせねばならん。」
佐那と再会するも、佐那の態度は素っ気ない。
2年4ヶ月も待たされ、怒っているらしい。
その間、佐那はお茶に踊り、料理まで習っていた。
江戸へ来て1年になる武市。
早くも桃井道場の塾頭になっていた。
武市は龍馬を攘夷派の会合に連れて行った。
その場にあの桂小五郎が顔を出す。
攘夷派の話を感心して聞いていた龍馬。
桂は自分の藩の殿様に働きかけて、
攘夷の旗頭になってもらうことになったと言う。
土佐でもそうしているだろうと武市に言う桂。
武市は「勿論です。」と・・・
帰り道、武市は龍馬に言った。
「あんな恥ずかしい思いをしたのは初めてじゃ。
土佐に戻っても、わしはお城にも入れてもらえん。
上士にわしらのことを認めさせて行くしかないがじゃ。」
武市の下で共に桃井道場の師範代を務めていた山本琢磨が、
酔って商人から時計を奪い売ってしまったことが判明。
琢磨は一緒にいた藩士に唆されやったことだった。
「わしらは土佐のお殿様に攘夷の旗頭になってもらおうと
決めたばかりじゃき。
腹を切ってお殿様にお詫びせい。」
龍馬は必死に武市に取りなした。
「これを返して謝って許して貰えばいいがじゃ。
たかが時計ですきに。
攘夷のために仲間を殺すがですか。」
龍馬は時計を持って商人の元を訪れ、
土下座して訴えを取り下げて貰った。
しかし武市は琢磨を切腹させると。
「琢磨を許したら、
これまで先生がやってきたことが無駄になるがぜよ。
お前は目障りぜよ。
わしらの仲間でもないきに。
もう加尾には近付くな。
妹は、あいつに相応しい家に嫁がせるきに。」
龍馬は収二郎に言われる。
琢磨が切腹するの晩、
龍馬は密かに琢磨を連れ出し逃すことに。
「山本琢磨いう人間がこの世に生まれて、
簡単に命を捨てるのは勿体ないぜよ。
おまんはもう、土佐には戻れん。
けんどのう、けんど、必ずどっかに、
おまんの生きる場所があるき!!
自分の罪を忘れてはいかんぜよ。
けんど、卑屈になってもいかん。
堂々と、堂々と生きや。
達者でな、達者でな、琢磨!!」
琢磨は龍馬に礼を言いながら泣き伏せた。
琢磨を逃したことの責任を問われ、
武市は土佐に戻ることになった。
「龍馬、わしはおまんを友達だと思うてきた。
おまんのように一緒におって心が和むやつは他におらん。
じゃがのう、もうわしの邪魔をすな。
わしはもう、
目先のことに捕らわれちょってはおられんがじゃ。」
「琢磨の命は目先のことがかえ。
そんなこと言うがは、鬼ぜよ!」
「鬼になってこそ、大きいことを成し遂げるがじゃ!」
「武市さんの胸には、土佐を変え、
日本を変えちゃろういう、途方もない志がある。
けんど、一輪の花を愛でる心も持っちゅう。
鬼は、花には目を向けんぜよ。」
「分かった風なことを言うな!!」
花を切り落とす武市。
「旅のご無事を、お祈り致します。」
龍馬はその場から去った。
龍馬のお陰で琢磨が切腹を免れて良かったよ。
武市はもう戻って来れないところまで行ってるね・・・
どうなっちゃうのかな~。
龍馬ってばもう佐那でいいんじゃん?
加尾とは縁がないんだよ。
兄にも嫌われてるし・・・
次回はまた土佐っぽいね。
早いなぁ・・・また戻っちゃうんだ~。
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龍馬にあそこまで言わなくても・・・と。
次回はまた土佐編のようですね。
加尾とゴタゴタしそうです。
あんなに仲良かったのに・・・
武市さんの行く先が、後戻りできないとこまでいきましたよね~
龍馬は、加尾でも佐那でもどっちでもいいや。
けど雅治さんは、もちろん私で!(笑)
↑
しつこい(笑)
あ、私もこんどの日曜日にクローサー見に行きます!
久しぶりの生福士くん、楽しみ~
収二郎はイライラしましたね~(ー'`ー;)
ちょっと言いすぎだと・・・
次回はまた土佐ですね。
行ったり来たりが激しい(‐∀‐;)
加尾とはゴタゴタしそうですね。
武市はもう後戻り出来なそうですね・・・
龍馬は加尾でも佐那でもどっちでもいいんですね(笑)
重要なのは福山さん自信ですもんね!
あ、今度の日曜にクローサーですか!!
久々の生福士くんを堪能して来て下さいね♪
かっこいいですから!!