パークゴルフ同好会のどんぐり会が夏休み中の8月に、パークゴルフ発祥の北海道でやってみませんかというメンバーがいて、色々探して函館の「湯本啄木亭で過ごす3日間」というトラピックスのフリープラン(6月17日ブログ掲載済み)をメンバーに紹介したところ12名(メンバーの半分)の参加希望者が集まりました。ところが言い出したメンバーが旅行前に病気で行けなくなってしまったのは大変残念でした。
プランを決めるにあたり、ゴルフ場の選別に苦慮しました。旅館から近い場所でないと困る上に北海道には何百というパークゴルフ場があります。最終的に「函館KGパークゴルフ場」に決めました。函館までの飛行機と旅館が決まっているだけで、おまけに日本航空は昼頃発着の不便な便になっています。その代わり値段が安くて、2泊3日(4食付き)で45,000円ほどでした。行程は自分で決めるしかないのでパークゴルフは2日目にやる事にして、空いている時間は市内観光の計画にしてありました。2日目は午後雨が心配な予報になっていたので、急遽函館夜景は初日に行くことに変更しました。
(ホテル庭園)湯元啄木亭
(1日目) 函館夜景
夜、8時にホテル前からガイドとロープウエー付き送迎バス(@1,700円)があるというので、その観光バスで世界3大夜景の一つの函館山に向かいました。ガイドさんの説明を聞きながら、330mほどの山頂に上っていきますが、途中夜景がきれいな2か所でゆっくり走ってくれ、バスの中から「ワァ~」という驚きの声が上がりました。ガイドさんが「ずっと曇りだったのに昨日と今日は珍しく晴れて特に今日はこの夏1番位に良く見えています」との事でした。山頂の展望台では更に函館市の夜景が黒い空と海を背景にキラキラと色とりどりの無数の宝石をちりばめた様に拡がっていて、これはまさに感動でした。写真では十分にお伝え出来ないのが残念です。
(2日目)パークゴルフ
ホテル前からタクシー3台に相乗りして、20分ほど走った中腹にある54ホールもある「函館KGパークゴルフコース」に向かいました。ここは丘陵というより山岳コースで、アップダウンがきつく、木々が切れたところから下の方に函館市内が拡がっているのが良く見えました。天気が良ければ最高に景色が良いゴルフコースに違いありません。芝は北海道特有で硬くて密度が高くラフに入ってしまうと、出すだけで苦労します。きちんとしたクラブハウスもあり食事も出来て、さすがに船橋のオスカーパークとは違っていました。ゴルフ場の係の人が「遠くの千葉からよくこのゴルフ場まで来てくれましたね!」と喜んでいたそうです。4コース目中ほどで雨がひどくなり残念ながら途中で切り上げました。
午後からは雨模様の中を計画にある「五稜郭」の見学に行こうと言う事になり市電で向かいました。皆さん元気ですね~。五稜郭タワーの中には幕末~明治初期の歴史が展示されていましたが、遠くは霞んで見えず高齢者割引なしだし、タワーは登るだけで900円とは、皆「ちょっと高いなぁ~」という事で一致。
(五稜郭タワーから)
(3日目)ウォーターフロント観光
午前中は、市電に乗って30分ほどの十字街で下車して、函館明治館~金森レンガ倉庫~北方民族資料館などを見学して廻りました。函館の旧い独特の雰囲気を味わいながら、海のほとりを散歩しました。その後昼食を食べてから2時55分発の飛行機に乗る為に空港に向かいました。
(明治館)
(金森レンガ倉庫)
(ウォーターフロント)
(北方民族資料館)
今回の旅行中、函館はまるで秋が来たようにカラットして涼しくて、ホテルも旧いながら豪華で清潔で料理も良く、市内観光も11名で和気藹々で順調に廻れて気持ちの良い北海道旅行になりました。市電の中で隣のお婆さんが「皆さん楽しそうですね~。どういうお仲間ですか」と話しかけられました。メンバーが日頃のパークで気心が分かった同士という事もあったでしょうね。