今回のお気に入りは、「セレスティーヌのおいたち」です。
絵本「くまのアーネストおじさん」シリーズの「セレスティーヌのおいたち」をやっと読むことができました。
前に絵本「セレスティーヌ」を読んだときに、対になっている本書もぜひ読みたいと願っていました。
AMAZONでは絶版の上、古本も品切れ。
頼みの古本検索サイトbookgetも空振り。
仕方なくヤフオクに登録して出品を待っていました。
そしてついに出品メールが届き、入手することができたという次第です。
AMAZONの内容紹介を引用します。
=====
「ね、わたしはどうしてそこにいたの、アーネスト?」
「わからない。でも、きみはそこにいたんだよ、たしかに」
「ひとりぼっちでいたの、わたし?」
「そう、ひとりぼっちだった。だから、ぼくがきみをいえにつれてきたんだよ。マフラーにくるんでね。ぼくはとってもうれしかったよ」
わたしどんなふうに生まれてきたの?
くまのアーネストおじさん最終巻。
=====
絵本「セレスティーヌ」ではアーネストがごみ箱に捨てられていた赤ん坊を拾って、セレスティーヌと名付け、大切に育てはじめるまでを描いていました。
誘拐と間違われて警察に連れていかれたり、近所の人々といさかいがあったりしましたが、やがて二人の穏やかで幸せな生活が始まりました。
この後の二人については、たくさんの巻で微笑ましい物語がつづられているそうです。
私はまだ「あめのひのピクニック」と「セレスティーヌのクリスマス」しか読んでいませんが。
物心ついたセレスティーヌは、きっと勇気を振り絞ってアーネストに質問したのだと思います。
それに対しアーネストは優しく、そして誠実に真実を語ります。
読んでいるこちらも彼ら同様に緊張しました。
表紙の絵。
いつもアーネストの隣にいたセレスティーヌが、少し離れたところからアーネストの背中を見つめています。
聞こうか聞くまいか迷っている様子。
小さな胸は不安に押しつぶされそうです。
とてもいじらしい彼女の背中を見ると、大丈夫だよと声をかけてあげたくなります。
でも安心。
彼女にはアーネストがいます。
彼女を誰よりも愛している彼だからこそ、彼女の不安を必ずや解消してくれるでしょう。
「セレスティーヌ」で知った彼女の生い立ち。
捨て子だったことを彼はどう伝えるのでしょうか?
アーネストは、質問されるのをこわがっていました。
セレスティーヌの様子からその日が来たことを感じますが、用事を思い出しては先延ばしします。
最後はどれだけセレスティーヌを愛していたかを中心に、生い立ちを語ります。
セレスティーヌは何度も何度も教えてとせがみます。
その度にアーネストはやさしく教えます。
セレスティーヌのこころが落ち着くまで何度も。
セレスティーヌの不安なこころが、アーネストの愛によって落ち着いていく様が感動的です。
何度も読み返してしまいました。
バンサン最後の作品ということもあり・・・。
それにしても、こういう素敵な作品が絶版で、子どもたちが読むことができないとは、実に残念なことです。
絵本「くまのアーネストおじさん」シリーズの「セレスティーヌのおいたち」をやっと読むことができました。
前に絵本「セレスティーヌ」を読んだときに、対になっている本書もぜひ読みたいと願っていました。
AMAZONでは絶版の上、古本も品切れ。
頼みの古本検索サイトbookgetも空振り。
仕方なくヤフオクに登録して出品を待っていました。
そしてついに出品メールが届き、入手することができたという次第です。
AMAZONの内容紹介を引用します。
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「ね、わたしはどうしてそこにいたの、アーネスト?」
「わからない。でも、きみはそこにいたんだよ、たしかに」
「ひとりぼっちでいたの、わたし?」
「そう、ひとりぼっちだった。だから、ぼくがきみをいえにつれてきたんだよ。マフラーにくるんでね。ぼくはとってもうれしかったよ」
わたしどんなふうに生まれてきたの?
くまのアーネストおじさん最終巻。
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絵本「セレスティーヌ」ではアーネストがごみ箱に捨てられていた赤ん坊を拾って、セレスティーヌと名付け、大切に育てはじめるまでを描いていました。
誘拐と間違われて警察に連れていかれたり、近所の人々といさかいがあったりしましたが、やがて二人の穏やかで幸せな生活が始まりました。
この後の二人については、たくさんの巻で微笑ましい物語がつづられているそうです。
私はまだ「あめのひのピクニック」と「セレスティーヌのクリスマス」しか読んでいませんが。
物心ついたセレスティーヌは、きっと勇気を振り絞ってアーネストに質問したのだと思います。
それに対しアーネストは優しく、そして誠実に真実を語ります。
読んでいるこちらも彼ら同様に緊張しました。
表紙の絵。
いつもアーネストの隣にいたセレスティーヌが、少し離れたところからアーネストの背中を見つめています。
聞こうか聞くまいか迷っている様子。
小さな胸は不安に押しつぶされそうです。
とてもいじらしい彼女の背中を見ると、大丈夫だよと声をかけてあげたくなります。
でも安心。
彼女にはアーネストがいます。
彼女を誰よりも愛している彼だからこそ、彼女の不安を必ずや解消してくれるでしょう。
「セレスティーヌ」で知った彼女の生い立ち。
捨て子だったことを彼はどう伝えるのでしょうか?
アーネストは、質問されるのをこわがっていました。
セレスティーヌの様子からその日が来たことを感じますが、用事を思い出しては先延ばしします。
最後はどれだけセレスティーヌを愛していたかを中心に、生い立ちを語ります。
セレスティーヌは何度も何度も教えてとせがみます。
その度にアーネストはやさしく教えます。
セレスティーヌのこころが落ち着くまで何度も。
セレスティーヌの不安なこころが、アーネストの愛によって落ち着いていく様が感動的です。
何度も読み返してしまいました。
バンサン最後の作品ということもあり・・・。
それにしても、こういう素敵な作品が絶版で、子どもたちが読むことができないとは、実に残念なことです。
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