鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその1920~還暦祝い

2020-04-24 12:27:38 | 鬼平・竹鶴以外のお気に入り
今回のお気に入りは、還暦祝いです。

今月還暦を迎えました。
普通なら家族みんなで集まって食事会をするところですが、コロナの影響で自粛。
母と義母2人の高齢者の安全には代えられませんから。
ということで子どもたちからお祝いの品をいただきました。
小樽のガラス工房で制作された洒落たグラス2点です。
同じデザインの大と小。
緑と黒が混ざり合い、内側の赤が少し透けて見える、何とも不思議な深みのある色彩。
内側は漆器を思わせる赤一色。
還暦にぴったりの色合いです。
そして指が吸い付くような柔らかな質感としっかりした持ち応え。
大きい方をウイスキー用、小さい方を日本酒用として、早速晩酌で使いました。
お酒の色合いを楽しんだり、割加減を見るのに透明部分がないのが不便ですが、子どもたちからのプレゼントなら話は別。
ウイスキーの割加減はメジャーカップやショットグラスで測れば良いのですから。
ああ、いつもより美味しい!
これは飲み過ぎちゃいます。

このグラスについて調べてみました。
グラスに添えられていた作者名は、小樽のガラス工芸家・林拓緯(はやしたく)さん。
作者名を頼りにネットで検索したのですが、今回のようなグラスはなかなかヒットしません。
「小樽」というキーワードを外すと、伊丹市立工芸センターさんと伊丹郷町クラフトショップさんの2か所でヒットしました。
7年も前から小樽で活躍している作家なのに不思議です。
とりあえずこのグラスは「滴」というシリーズの作品らしいことが判りました。
さらに伊丹郷町クラフトショップさんのコメントを引用すると、
=====
色と模様が印象的で、内側の赤が漆の作品のような雰囲気も感じます。
表面のグリーンがキラキラと光沢があり、幻想的な美しさです!
=====
なるほど納得のコメントです。

さらに伊丹郷町クラフトショップさんの自己紹介に「陶磁器・ジュエリー・ガラス・染織など「伊丹国際クラフト展」で入選した全国の作家の一点ものを販売中」とありました。
きっと林拓緯さんが同展に出品して入選したことから、伊丹の2か所で紹介されているのでしょうね。

これを選んでくれた子どもたちのセンスに感心しつつ、これからも愛用していきたいと思います。


コメント
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