今回のお気に入りは、サセック②です。
「ジス・イズ・ニューヨーク」に続いて「ジス・イズ」シリーズの2冊「ジス・イズ・パリ」「ジス・イズ・ロンドン」を読みました。
「ジス・イズ・パリ」
長い歴史に彩られたパリの名所をご案内!
1000年前のローマ時代に建設が始まったといわれる建物を筆頭に、古い建造物のオンパレードです。
・「新しい橋」と名付けられたパリで一番古い橋
・凱旋門の下には名もなきひとりの兵士が埋葬されている
・ナポレオンの建造物がいくつもある
・フランス革命に関わる建造物もたくさん
・マリー・アントワネットたちが処刑されたギロチン台を撤去した跡地は何と庭園になっている
京都と同じで、歴史を勉強してから行った方が楽しめる街のようです。
「ジス・イズ・ロンドン」
ロンドンは、パリに負けず劣らずの長い歴史に彩られているんだろうな、と思いつつページをめくりました。
それでもロンドンの歴史が、1世紀にローマの商人が市場を作ったことから始まった、ということを知り、その歴史のとんでもない長さにびっくり。
自分が生まれ育った札幌はせいぜい150年ほどの歴史しかないので、長い歴史を持つ街に憧れがあります。
旅先で江戸時代の風情を感じただけでも満足しているのに、2000年も昔の風情を目の当りにしたらどんな感慨が起こることでしょうか?
一度体験してみたいな。
などと考えながらさらにページをめくりました。
今は国会議事堂として使われているウェストミンスター宮殿は建物がとても長くて、廊下が3kmもあるそう!
名物は歴史のある建物群ばかりでなく、2階建てバスも。
本書が発行された1960年当時でも市内を1000台ものバスが走り回っていたそう。
そしてそのバスを停留所で待つ長い列と、その目の前で大道芸をする芸人たち、というのも意外な名物なのだそう。
そういえば本書の1ページ目は、もやもやして何も見えないページでした。
名物の「霧」からロンドン案内がスタート、という斬新さ。
今回選んだ2冊はニューヨークとは大違いで、歴史ある都市ばかり。
売り出し中の若い都市と歴史ある古い都市では、その違いは歴然としていました。
3冊とも60年前に書かれた旅行ガイド絵本ですが、今でも違和感なく読めるのは、都市の性格というものが今も変わっていない、ということでしょう。
サセックの絵はどれも味わい深く、しかも都市の特徴の切り取り方が独特で面白いです。
パリ編のオープニングが「ネコが幸せに暮らす街」という紹介でスタートしている辺りはまさにそれ。
他の都市のも読んでみたいし、美術作品として鑑賞したいという思いがフツフツと湧いてきます。
どうしようかな?
「ジス・イズ・ニューヨーク」に続いて「ジス・イズ」シリーズの2冊「ジス・イズ・パリ」「ジス・イズ・ロンドン」を読みました。
「ジス・イズ・パリ」
長い歴史に彩られたパリの名所をご案内!
1000年前のローマ時代に建設が始まったといわれる建物を筆頭に、古い建造物のオンパレードです。
・「新しい橋」と名付けられたパリで一番古い橋
・凱旋門の下には名もなきひとりの兵士が埋葬されている
・ナポレオンの建造物がいくつもある
・フランス革命に関わる建造物もたくさん
・マリー・アントワネットたちが処刑されたギロチン台を撤去した跡地は何と庭園になっている
京都と同じで、歴史を勉強してから行った方が楽しめる街のようです。
「ジス・イズ・ロンドン」
ロンドンは、パリに負けず劣らずの長い歴史に彩られているんだろうな、と思いつつページをめくりました。
それでもロンドンの歴史が、1世紀にローマの商人が市場を作ったことから始まった、ということを知り、その歴史のとんでもない長さにびっくり。
自分が生まれ育った札幌はせいぜい150年ほどの歴史しかないので、長い歴史を持つ街に憧れがあります。
旅先で江戸時代の風情を感じただけでも満足しているのに、2000年も昔の風情を目の当りにしたらどんな感慨が起こることでしょうか?
一度体験してみたいな。
などと考えながらさらにページをめくりました。
今は国会議事堂として使われているウェストミンスター宮殿は建物がとても長くて、廊下が3kmもあるそう!
名物は歴史のある建物群ばかりでなく、2階建てバスも。
本書が発行された1960年当時でも市内を1000台ものバスが走り回っていたそう。
そしてそのバスを停留所で待つ長い列と、その目の前で大道芸をする芸人たち、というのも意外な名物なのだそう。
そういえば本書の1ページ目は、もやもやして何も見えないページでした。
名物の「霧」からロンドン案内がスタート、という斬新さ。
今回選んだ2冊はニューヨークとは大違いで、歴史ある都市ばかり。
売り出し中の若い都市と歴史ある古い都市では、その違いは歴然としていました。
3冊とも60年前に書かれた旅行ガイド絵本ですが、今でも違和感なく読めるのは、都市の性格というものが今も変わっていない、ということでしょう。
サセックの絵はどれも味わい深く、しかも都市の特徴の切り取り方が独特で面白いです。
パリ編のオープニングが「ネコが幸せに暮らす街」という紹介でスタートしている辺りはまさにそれ。
他の都市のも読んでみたいし、美術作品として鑑賞したいという思いがフツフツと湧いてきます。
どうしようかな?