サヨナライツカ

きのうの夜はいろいろあって、
睡眠時間が『０』に近い…

なので、今日は一日ずっと眠かった☆
気持ちもちょっぴり停滞気味だったので、
なんだかじっとしていられなくて、
職場の「コーヒーコーナー」をきれいにした。

拭き掃除と、整理整頓。
お茶の種類も充実させた。

職場って、どうしても殺伐としてしまうときがある。
そんなときに。
すこしでも「息抜き」してもらえたらいいな、と思って。



辻仁成の「サヨナライツカ」という、小説がある。

それは、
「サヨナライツカ」という詩ではじまっていて、
その一行目は。

“いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない”


そうか。


生に死が含まれているのと同じように、
出会いにも「サヨナラ」が含まれている。
対極のようでいて、
それは、同時に存在している。


でも、何のために「サヨナラ」を用意するのだろう？？？

いつかやってくる「サヨナラ」から自分を守るため？？？


でも。
「サヨナラ」を用意しても、「サヨナラ」は淋しい。

どんなに、準備万端に「サヨナラ」を用意しても、
いざ、「サヨナラ」がやってきたら、ひどくせつない。

ちがうかな。

そのときは、つらくても。
せつなくなるほどの「サヨナラ」をしなければいけない人に、
出会えたことを大切にしたい思う。
その人と過ごした時間を、
自分の、宝物にしたいと思う。


「サヨナライツカ」の詩にもあるように。

“永遠の幸福なんてないように
　永遠の不幸もない”

これは、一見、とても寂しいけど、
見方によっては「希望」なのかもしれない。

つらい時間は、いつか、終わる。


だから。
「サヨナラ」を恐れずに、
たくさんの「コンニチワ」をしたいと思う。
そして、自分の宝物を増やしていく。


どうだろう？？？
生きていくことは、経験だと思うし、
だから、嬉しいとか、せつないとか、
いろんな方向に気持ちが揺れるのも動くのも、
いずれは自分の血となり骨になっていくのかも知れない。よね…


今日はそろそろ、電池切れ★
明日の「元気」のために、そろそろ寝ようかな～♪