まやんちさんの紅茶セミナー3回目は、
「セイロンの紅茶を知る」がテーマ。
産地の標高による味わいの違いと、
おいしい紅茶の淹れ方を教わります。
まずは、セイロンの中でも
ハイグロウン(標高1200m以上)の産地
ウバ
ディンブラ
ヌワラエリア
3種類のテイスティングから。
ウバはクオリティーシーズンのものをいただきました。
ウバのクオリティーは、
乾燥した好天が40日続いた最後の2週間に
特徴的な香りのお茶ができる、
と言われているそうで。
実際にいただいてみると、
本当に「メンソール香」をとても強く感じます。
今までウバは渋みが強いイメージがあったのだけど、
それとは全く違う味わいです。
ヌワラエリアのリーフは、違いが分かりますね。
酸化酵素の働きが弱いので、青い色をしています。
テイスティングした3種類の中でも、
最も標高が高い場所に位置する、ヌワラエリア。
標高が高いということは、
気温が低い、のです。
ですから、ダージリンと同じ
中国種の品種が育つ、というわけ。
水色が薄く、いかにも「中国種」という感じがします。
もちろん、味わいも。
次は、
ミディアムグロウン(標高600~1200m)の
キャンディーと、
ロウグロウン(標高600m以下)の
ルフナ。
キャンディーは華やかな赤い水色で、
すぅっとしたさわやかさがあります。
今では入手困難になってしまった、
モンテクリスト農園のもの。
ルフナは、ブロークンタイプにして
ティーバッグやペットボトルの紅茶の原料として
使われることが多いそう。
セイロンと言えば、
リプトンの広大な茶園があることで知られていますよね。
だから、全体的に“馴染みある”味わいなんです。
生産量は世界第3位なのに、
輸出量は世界第1位、というのがセイロン。
右側が、キャンディーの茶葉です。
ルフナの茶葉がブロークンなのに比べ、
キャンディーは半リーフ、
といったところでしょうか。
水色と同じく、
茶葉も心持ち赤い気がします。
お待ちかねの、「ゴールデンルールズ」
おいしい紅茶の淹れ方です。
これが、おいしい紅茶を淹れるための、一式。
いかに「紅茶を熱いままサーブするか」というのが、
ポイントなんですね。
テイスティングでも感じたけれど、
熱い紅茶と冷めた紅茶とでは
「同じもの?」ってくらい味わいが違います。
冷めてしまうと、どうしても渋みがでてしまうのです。
沸かしたての熱湯を、勢いよく注ぐこと。
そうすると、茶葉がよろこんで「ジャンピング」します。
一般的なゴールデンルールを教わったあとに、
「まやんち流おいしい紅茶のいれ方」を教わりました。
テキストには「紅茶をいれるのに大事なこと」
という項目の最初に、
<愛>
と、書かれていました。
おいしい紅茶をいれることをイメージして、
飲む人のことを思う。
まず、<愛>があって、
その上での「テクニック」なんですね。
生きていくうえで、
想像力って
とても、大切。
時には、それが仇になって、
ひどく切ない思いもするけれど、
わたしがあの人だったらどうするだろう、とか、
どんな顔して食べるのだろう、とか、
その想像力こそ
やさしさやおいしさの原点なんじゃないかと思うのです。
一見、別のことのようでも、
やさしさ、と、おいしさ、は、
コインの表と裏、でしょう?
今日のティータイムは、
ウバとガトーショコラ。
ウバは、チョコレートなどの
“がつん”とした味わいのお菓子と相性がいいそうです。
もちろん、ミルクティーにしてもベストマッチです!
次回は、楽しみでもあり、ちょっと淋しい「最終回」
アレンジティーの楽しみ方を教わります。
お茶とお菓子 まやんち
東京都大田区蒲田5-43-7 ロイヤルハイツ2階
03-6276-1667
「セイロンの紅茶を知る」がテーマ。
産地の標高による味わいの違いと、
おいしい紅茶の淹れ方を教わります。
まずは、セイロンの中でも
ハイグロウン(標高1200m以上)の産地
ウバ
ディンブラ
ヌワラエリア
3種類のテイスティングから。
ウバはクオリティーシーズンのものをいただきました。
ウバのクオリティーは、
乾燥した好天が40日続いた最後の2週間に
特徴的な香りのお茶ができる、
と言われているそうで。
実際にいただいてみると、
本当に「メンソール香」をとても強く感じます。
今までウバは渋みが強いイメージがあったのだけど、
それとは全く違う味わいです。
ヌワラエリアのリーフは、違いが分かりますね。
酸化酵素の働きが弱いので、青い色をしています。
テイスティングした3種類の中でも、
最も標高が高い場所に位置する、ヌワラエリア。
標高が高いということは、
気温が低い、のです。
ですから、ダージリンと同じ
中国種の品種が育つ、というわけ。
水色が薄く、いかにも「中国種」という感じがします。
もちろん、味わいも。
次は、
ミディアムグロウン(標高600~1200m)の
キャンディーと、
ロウグロウン(標高600m以下)の
ルフナ。
キャンディーは華やかな赤い水色で、
すぅっとしたさわやかさがあります。
今では入手困難になってしまった、
モンテクリスト農園のもの。
ルフナは、ブロークンタイプにして
ティーバッグやペットボトルの紅茶の原料として
使われることが多いそう。
セイロンと言えば、
リプトンの広大な茶園があることで知られていますよね。
だから、全体的に“馴染みある”味わいなんです。
生産量は世界第3位なのに、
輸出量は世界第1位、というのがセイロン。
右側が、キャンディーの茶葉です。
ルフナの茶葉がブロークンなのに比べ、
キャンディーは半リーフ、
といったところでしょうか。
水色と同じく、
茶葉も心持ち赤い気がします。
お待ちかねの、「ゴールデンルールズ」
おいしい紅茶の淹れ方です。
これが、おいしい紅茶を淹れるための、一式。
いかに「紅茶を熱いままサーブするか」というのが、
ポイントなんですね。
テイスティングでも感じたけれど、
熱い紅茶と冷めた紅茶とでは
「同じもの?」ってくらい味わいが違います。
冷めてしまうと、どうしても渋みがでてしまうのです。
沸かしたての熱湯を、勢いよく注ぐこと。
そうすると、茶葉がよろこんで「ジャンピング」します。
一般的なゴールデンルールを教わったあとに、
「まやんち流おいしい紅茶のいれ方」を教わりました。
テキストには「紅茶をいれるのに大事なこと」
という項目の最初に、
<愛>
と、書かれていました。
おいしい紅茶をいれることをイメージして、
飲む人のことを思う。
まず、<愛>があって、
その上での「テクニック」なんですね。
生きていくうえで、
想像力って
とても、大切。
時には、それが仇になって、
ひどく切ない思いもするけれど、
わたしがあの人だったらどうするだろう、とか、
どんな顔して食べるのだろう、とか、
その想像力こそ
やさしさやおいしさの原点なんじゃないかと思うのです。
一見、別のことのようでも、
やさしさ、と、おいしさ、は、
コインの表と裏、でしょう?
今日のティータイムは、
ウバとガトーショコラ。
ウバは、チョコレートなどの
“がつん”とした味わいのお菓子と相性がいいそうです。
もちろん、ミルクティーにしてもベストマッチです!
次回は、楽しみでもあり、ちょっと淋しい「最終回」
アレンジティーの楽しみ方を教わります。
お茶とお菓子 まやんち
東京都大田区蒲田5-43-7 ロイヤルハイツ2階
03-6276-1667